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2012.05.25 前奏
Vさん(小4)のレッスンで、この頃、赤坂台小学校の校歌のピアノ伴奏を練習しています。
♪さそいあわせて 顔と顔~
という歌詞から始まる 明るい元気な歌です。

歌は楽しく歌えるんだけど、ピアノ伴奏は結構難しいです。
特に前奏が。

前奏って、
「皆さん、今から始まりますよ。
 まず、私が弾きますね。
 こんなメロディー、こんなリズム、こんなノリの歌ですよ。
 さあ、ご一緒にどうぞ!」
と、誘い出すように演奏しなくちゃいけないのですね。

これが難しい。
私も、いつも経験しています。
合唱団の伴奏とか、歌い手さんの伴奏とか、
フルートやバイオリンなどの独奏楽器の伴奏とか。
特に、前奏や間奏が難しいことが多いです。

ピアノ伴奏って、
歌が始まってしまえば、歌をバックから支える地味な存在になるのですが、
(立ち位置という意味でも、音の数という意味でも)、
歌の無い部分は、一人でオーケストラしてるみたいに頑張らなくちゃいけないんですね。
(目立ち方という意味でも、音の数という意味でも)。
これが凄いプレッシャーです。

「いや~ん!
 どうして、こんなに難しい部分に限って、ごまかしが きかなくって、
 ちょこっとミスタッチをしただけでも目立ってしまうんですか?」と、
パリッと豪華でカッコイイけど難度の高い前奏や間奏を
コンサートなどで弾く場面になるたびに、
内心、ドキドキ・ハラハラ・冷や汗で、編曲者に文句を言っています。
(でも、なんとか、それらしく弾けたときは、とてもうれしいんですけど)

「難しいよね。悔しいよね。その気持ち、よくわかるよ」と私。
「来週合格ね、って先週言われて、
‘もうすぐ完成マーク’書かれてるけど、きょうはまだ無理です」とVさん。
「また来週でもいいよ。‘もうすぐ完成マーク’、2重丸にしとくから」
「来週も完成しなかったら?」
「さ来週でもいいよ。‘もうすぐ完成マーク’、3重丸にすればいいから」
「さ来週も完成しなかったら?」
「ささ来週でもいいよ。‘もうすぐ完成マーク’、4重丸にすればいいから」
「うわあ、そんなことしてたら、
 さささささ来週には、‘もうすぐ完成マーク’が、ロールケーキになっちゃう!」とVさん。

二人で大笑いしました。
大丈夫ですよ。
いつも楽しそうに弾いてくれているので、うれしいです。

あなたが何度も弾いてくれる前奏の4小節に誘われて、
♪さそいあわせて~
と、毎回、おもわず歌い出してしまう私です。


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