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明日の‘おもしろクラシック講座’は、グリーグのピアノ協奏曲を鑑賞するとのこと、
講師のNさんから連絡が入ったので、
鍵盤屋コーナーの題材は、グリーグつながりで、「ソルヴェーグの歌」にしようと思いました。

「ペール・ギュント組曲」(第1・第2) の終曲。
老女ソルヴェーグがしみじみと歌う、あの物悲しくも美しい歌曲です。

「ソルヴェーグって、主人公ペールの年老いた母だったっけ?
 放蕩息子の帰還を何年も待ちわびる、ノルウェー版‘岸壁の母’?」
と 一瞬 思ったのは、私の大きな勘違いで、
ソルヴェーグは ペールの若き日の恋人でした。
ひたすらに何十年も愛する人を待ち続ける純情な女性。

ということは、
前半の短調の部分は、
深みのある 落ち着いたアルトの歌声のイメージじゃないかしら。
後半の明るいスキャットの部分は、
若い頃のすてきな思い出を再現するような 軽やかなソプラノの歌声のイメージじゃないかしら。
その歌声の味を ピアニカで出せないかしら。
音域はどのくらいが適当かしら? 何調にする?

夢が膨らみます。
手持ちの楽器で なんとか精一杯の音楽表現をしたいと、あの手この手 考えてみる、
この時間が好きです。

右手と口でピアニカ、左手でピアノ伴奏、という最近の鍵盤屋スタイルで、
ピアニカの最低音Fを 深くて重い悲しみの音として鳴らすために、
変ロ短調という key を採用することにしました。

1番はアルト音域で。
2番はソプラノ音域で。
エンディングのメロディーは、3オクターブ・ピアニカだからこその 音域の広さで、
順に 高音・中音・低音と ゆっくりゆっくり ぐんぐん下がっていくことができました。
ピアニカさん、ありがとう。

心をこめて演奏したいと思います。


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