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2012.05.15 ずらし歌い
火曜日恒例 ‘わいわい喫茶’で ピアノ演奏をしました。
きょうも、シニアのお客様のリクエストにお応えして、1970~1975年頃の懐メロ・シリーズ。


「心の旅」(チューリップ) 「心もよう」(井上陽水) 「危険なふたり」(沢田研二) 「白いギター」(チェリッシュ)
「神田川」(かぐや姫) 「てんとう虫のサンバ」(チェリッシュ) 「わたしの青い鳥」(桜田淳子)
「わたしの彼は左きき」(麻丘めぐみ) 「五番街のマリーへ」(ペドロ&カプリシャス)
「赤い風船」(浅田美代子) 「夢の中へ」(井上陽水) 「あなた」(小坂明子) 「中学三年生」(森昌子)
「ジョニーへの伝言」(ペドロ&カプリシャス) 「昭和枯れすすき」(さくらと一郎)
「傷だらけのローラ」(西城秀樹) 「ひと夏の経験」(山口百恵) 「襟裳岬」(森進一) 他

おもえば 6年前から始まった‘わいわい喫茶’ですが、
初めの4年間は、地域会館にピアノが無かったため、ピアニカのみでBGM演奏をしていました。
ピアニカが鳴ってる喫茶店って、ちょっと珍しいんじゃないかな? 変かしら? とも思いましたが、
ハーモニカにも似た その音色は、案外 懐メロや童謡唱歌にも合うようで、
鼻唄をくちずさむような気持ちで吹いていたら、お客様も自然とハミングを重ねてくださったりしました。

2年前からは、電子ピアノが備えられ、
やっと両手が使えるようになって、「やっぱりピアノの音の広がりはいいよね」と いい気持ちです。

さて、1年ほど前から、おもしろい試みをしています。
ピアニカとピアノの2重奏です。
電子ピアノの右端に、ホース状のマウスピースを付けたピアニカをセットして、
左手でピアノ、右手と口でピアニカ。

2つの楽器は、音の伸びも 音色も異なるので、
それぞれの特性を生かして、
ピアニカで歌パート、ピアノで伴奏パートを担当します。

やり始めた頃は、演奏中、ときたま失敗をしました。
「あれ? 右手でピアニカの鍵盤 押してるのに 音が鳴らない!
 ピアニカ、壊れちゃったのかな?
 ・・・あ! 吹くのを忘れてた!」とか、
「おや? ペダルを踏んでるのに、メロディーの音が伸びないよ?
 ・・・あ! ピアニカにはペダルが効かないんだっけ」とか。
一人で失敗して、一人で驚いて、一人で納得して、一人でくすくす笑っていました。

最近は、ほとんど気楽に 2楽器同時演奏ができるようになりました。
慣れてしまうと、自転車を漕ぎながら 歌をうたっているようなものかも知れません。

メロディーの中に長く伸ばす音が出てくる時、
「ああ、ピアニカで良かったな」と いつもうれしくなります。
「ふ~~~っ」と 長く息を吹き込んでいる間じゅう、期待通り しっかり音が伸びてくれるからです。
10秒ほども伸ばすような長い音の時、クレッシェンドさせたり、ビブラートをかけたりすることも可能です。
少しの息で 結構しっかりした音量が出る楽器なので、( クラリネットやトランペットなどの管楽器に比べて)
音に表情がつけやすいです。
いつも、「ピアニカさんありがとう!」と感謝しています。

きょうは、さらに新しいチャレンジをしました。
‘ずらし歌い’です。
「五番街のマリーへ」を、ピアノ伴奏はタイム通りのアルペジオで、
ピアニカのメロディーは、ちょっと気障に、伴奏より ずらしてずらして 遅らせて吹きました。

♪五番街は近いけれど とても遠いところ~

この歌詞、特に好きです。
会いたいけれど会えない。飛んでいきたいけれど飛んでいくわけにはいかない。
遠慮するような、寂しいような、切ないような、愛する人の幸せを見えないところでそっと祈るような、
そんな気持ちで、ずらしてずらして吹いてみました。


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