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2年前から鍵盤屋ピアノ教室のメンバーになられたⅠさん(大人)、
「いつの日か、ショパンが弾けたら…。でもまだまだ無理です。
 若い頃、ピアノを習ってましたが、その後 長いブランクもありますし…。
 とりあえず、ブルクミュラーぐらいから、レッスンお願いします」
と、初対面の日に謙虚に言われていましたが、なんのなんの、
ショパンも、ベートーヴェンも、ドビュッシーも、
私が課題曲としておすすめしたものは、どれもこれも、気に入ってくださり、
本当に丁寧に美しく弾いてきてくださいました。

音楽の感動を共有できるというのは、なんと幸せなことでしょう。
ますます、いろいろな曲をおすすめしたくなります。

吉松隆さんもいいですよ。
坂本龍一さんもいいですよ。
北欧の作曲家の作品にも、素晴らしいものがたくさんありますよ。
シベリウスも、カスキも、パルムグレンも、いいですね。
ジャズもいいですね。

そんなふうにして、この2年間、さまざまな曲をご一緒に感動しながら、レッスンしてきました。

今週は、倉本裕基さんの作品集をおすすめしました。
「倉本さんって、知ってる人には凄く有名、知らない人には誰それ?って感じかも知れませんが、
 とにかく、とってもステキな作品をつくってる人なんです。
 ショパンが好きな人なら、きっと大好きになりますよ」
と言いながら、私がその楽譜集のページをぱらぱらめくりつつ、
次々、ハイライトのデモ演奏をしていると、
「まあ! レイク・ルイーズ!」と、突然、Ⅰさんが歓喜の声をあげられました。

「えっ? この曲、ご存知でした? 『霧のレイク・ルイーズ』」
「いいえ、曲を聴くのは初めてですが、
 レイク・ルイーズに、行ったことがあるんです!
 んもう、なんとも言えない、とっても美しい湖でした。
 その湖をテーマにした音楽があったなんて!」と、すっかり感激しておられるⅠさん。

私は、20年ほど前から、この曲が好きでしたが、実際の湖のことは何も知りませんでした。
「レイク・ルイーズ(Lake Louise) は、カナディアン・ロッキーの最高の名所で、
 エメラルド色の湖なんです。
 氷河、岩、森、湖。湖畔のホテル…」
懐かしい風景を思い出しながら うっとりした表情のⅠさん。

楽しみが増えました。
来週、Ⅰさんの手で、感動の「霧のレイク・ルイーズ」、聴かせてください。


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