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たいていの楽曲は、その楽譜の最初に 速度表示が記されています。
Andante とか Moderato とか。
「♩=120」(四分音符が1分間に120回 打つ速度)というふうに数字で表されている場合もあります。

「メトロノームが無い場所でも、数字を見ただけで、だいたいの速度が想像できると便利ですよ」
という話を、どの生徒さんにも、初めて速度表示記号を目にした機会に することにしています。

「『♩=60』は、1分間に60回ってことだから、つまり、時報の ♪ピッピッピッピー と同じ速度ね」
と言いながら、ピアノのA音で再現すると、
「あっ、知ってる知ってる! テレビでいつもきいてる!」と、たいてい、喜んでくれます。

「よく知ってるよね。
 その音の高さも、速さも、
 いつもいつも聴いてるから、自然に、完全に、耳でおぼえちゃってるよね。
 ってことは、『♩=60』なら、時報を思い出せば、カンタンに速度が思い浮かぶわけね。
 ついでに言うなら、
 『♩=120』なら、時報の2倍ぐらい、忙しいってこと。
 『♩=30』なら、時報の半分ぐらい、のんびりってこと。」
と言いながら、秒針の進み方を思い浮かべつつ、「120」や「30」の速度で 手拍子を試してみたり。

生徒さんと私、どんどん盛り上がってくると、微妙な「80」や「160」もゲーム感覚で試してみたりします。
一人が音の鳴らないタイプの電子メトロノームのビジュアル表示を見つめていて、
もう一人が、自分の想像で正しいと思う速度の手拍子。
「ちがうちがう、ぜんぜん遅いよ」とか「うわあ、速すぎるよ」とか、大騒ぎ。
結構当たらないもので、それがまた楽しいです。

ところで、きょう、「ハッピー・バースデーの歌」を歌っていて、ふと思い出したのですが、
この曲は、「♩=120」で歌うのが一般的な速度なので、
「ハッピー・バースデーの歌なら いつでも ほぼ正確に 120の速度で歌えますよ」
というふうに自信を持てるぐらいに 体に覚えこませておくとよい、
と聞いたことがあります。
音大受験生から聞いた話でした。
何かの役に立つのかも。

でも、同じ歌でも、その日の気分で、
そのお誕生パーティーの雰囲気で、
お集まりの皆さんの年齢層にあわせて、
やや遅いめに歌うときも、速いめに歌うときもあるんじゃないかしら。
老人会で歌う時と、子育て支援サークルで歌う時とでは、速度が違うような気がします。
(↑伴奏者は語る)

バースデー・ソングは、TPOにあわせて、自由な速度で歌っても構わないとは思いますが、
それとは別に、音大受験対策として(?)、ほぼ正確に「120」で歌うテクニックを思いつきました。

♪ハッピー バースデー トゥー ユー
という歌詞の、いちばん最初の「ハッピー」を、
「クリスマス」に替えて歌ってみます。(1拍に5文字。つまり5連符です)

♪クリスマス バースデー トゥー ユー
 クリスマス バースデー トゥー ユー
 クリスマス バースデー ディア 〇〇さん
 クリスマス バースデー トゥー ユー

ほら、「120」で歌えていませんか?
「クリスマス」という言葉、だいたい「♩=120」で いつも発音しているような気がしますので。

クリスマスはイエス・キリストのお誕生日。
「クリスマス」。 一年中、大好きな言葉です。


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