FC2ブログ
2012.04.23 菩提樹
きょうは、‘もんたった’で集まって、シューベルトの「菩提樹」を練習しました。
ソプラノ独唱から始まり、マイナーの中間部はバリトン独唱、
再び もとのメロディーが戻ってきた部分は、2重唱。
ピアノの前奏・間奏・後奏は、6度トレモロが特徴的です。

この曲、高校生ぐらいの時から よく知ってるつもりでしたが、
ちょっと口ずさんだことはあっても、
こんなふうにしっかり練習したのは、初めてのような気がします。

「いい曲ね」「難しいよね」「ごめ~ん」「かっこいいよね」「大変だぁ」と
感嘆したり、焦ったり、謝ったり、憧れたり、うなだれたりしながら、
合わせ練習をしました。

ある程度、3人で方向が決まったら、
あと、できていないところは自宅で個人練習です。それぞれに。

ああ、ピアノ パートも、大変 難しいです。
でも、弾けば弾くほど、好きになってきました。
なんと美しい音楽。なんときれいなメロディー。なんときれいな伴奏。
味わえば味わうほど、作品に対する感謝の気持ちが溢れてきます。

ラブレターを読むように いつくしんで シューベルトの表した音符をたどっていくと、
そこに込められた意味が少しずつ見えてくるような気がします。

  泉にそいて 繁る菩提樹
  慕いゆきては うまし夢みつ
  幹には彫(え)りぬ 愛の言葉
  うれし悲しに 訪(と)いし そのかげ

                    (訳詩:近藤朔風。音楽之友社『独唱名曲八十番』より引用)

頭の中では美しい音楽が鳴り響いていますが、
自分の指が奏でている音は、まだまだ、理想の音には程遠いです。
もっと近づきたい。ちょっとでも近づきたい。
そう願って、何度も何度も弾いています。

この練習の時間が、私は好きです。


スポンサーサイト



Secret