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2012.04.12 ブルーノート
Sさん(小2)のレッスンで、バスティン・ピアノ教本の「タップ・ダンス」という曲が楽しかったです。
なんたって、ブルーノートが お洒落。

ブルーノートというのは、ジャズっぽい音階の中で使われる独特の節回しで、
たとえば、ハ長調の曲のメロディーの中で、
‘ミ’とか‘ソ’とか‘シ’とかに、ときたま♭がついている、
あの気だるいような音のことです。

「タップ・ダンス」は、たった16小節のシンプルな曲で、
4小節フレーズ×4段 という基本スタイルは、歌として 最も自然で親しみやすいフォームなわけですが、
(讃美歌も このサイズが圧倒的に多いですね)、
その3フレーズ目に ブルーノートが ちょこっと顔を出したところが 心憎い。
さすがジャズの本場、アメリカのピアノテキストです。

「この音、いいよね。 たまんないよね…」
ふたりで、むふふふ。

レッスン中に、おもいがけず、そういうステキな音に出会うことは、しばしば あります。
生徒さんが、普通のクラシック曲を弾いている最中に、ポロッと弾き間違いをして、
その間違えた音が、ものすごくカッコイイときがあるのです。

「うわっ、今、なんて弾いたの?!」
声が裏返る私。

偶然の産物というか、瓢箪から駒というか、
ブルーノートみたいな音が、突然 空から降ってきたので、感激です。

「いいねえ! もう1回、その間違えたほうの音で弾いてみて!」
ポロロン♪
「そうそう! その音その音!」

きょうも、レッスン中、生徒さんと おもわずハイタッチしたくなる瞬間がありました。
しあわせです。


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