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2012.03.24 Sinfonia
バッハの「シンフォニア」を弾きました。全15曲。
どの曲も見開き2ページで完結。
第1番のハ長調から始まり、次々とkeyが上がっていって、
最後の第15番はロ短調です。

全部弾き終えると、やった~!という感じがします。
もちろん、コンサートで堂々と弾けるような出来映えではなく、
個人的なお楽しみというレベルです。

‘シンフォニア’という言葉は、
‘syn-(~と共に)’と‘phone(音)’がくっついたイタリア語だそうです。
音と音が響きあう。
3声が対位法的に絡み合った、いかにもバロックらしい音楽です。

小さな部屋で一人で弾いていても、
音楽を通して誰かとつながっているような、
作曲者バッハと会話しているような、
そんな喜びを感じます。

私は時間ができると、こういうふうに、一冊全部弾くのが好きです。
子どもの頃の一時期は、「ブルクミュラー教本」(全25曲)を通して弾くのが毎日の習慣でした。
第1番の「素直な心」から、第25番の「貴婦人の乗馬」まで、全部。
少々間違えても、うまく弾けない部分があっても、
とにかく、どんどんページをめくって、どんどん弾く楽しさ。 毎日 飽きもせず。

ほんとにピアノが好きなんですね。

練習しようとか、もっと上手になろうとか思うと、しんどくなるかも知れません。
自分が願うほどには着々と上達するわけではないので。
でも、私は、上手になることが目的ではなくて、
ただただ、楽譜を読んで、実際の音として鳴らしてみることが好きなのでした。

難しい部分では遅くなってもいいし、
感動した部分では、しばし、立ち止まって、
「なんて美しいメロディー!」とか「なんてステキな和音!」と心の中で叫び声をあげて、
その場所で、じっくり味わい続けてもいいと思います。

一人の作曲家の本を始めから終わりまで弾くと、
その作曲者の手紙を全部読んだような幸せに包まれます。

明るい雰囲気の曲、暗い雰囲気の曲、元気な曲、静かな曲、軽やかな曲、重々しい曲。
ちょっと弾くと、そういう表面的な感じに まず とらわれますが、
さらに弾きこむと、その1曲1曲、1音1音に込められた深い意味が見えてくるような気がします。
どれもこれも、作曲者からの大切なメッセージがこもっているように感じます。

バッハさんからのお手紙、ブルクミュラーさんからのお手紙、全部よみましたよ。 ありがとう♪


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