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昨日の続き。
Yさんのレッスンの時の話です。

「五番街のマリーへ」は、私も前から大好きな歌でしたので、
Yさんから リクエストされて、うれしかったです。

まず、1行1行、歌詞を読みながら、
日本語の意味を一緒に味わいました。

「『五番街へ行ったならば』というのは、if の話ですね」と私。
「if の話は、『ならば』と言うんですね」とYさん。
「『なら』だけで、『ば』を言わない時もありますけどね。
 1番の最後の『しあわせなら、寄らずにほしい』みたいに。
 『行ったならば』『行ったなら』『行ったらば』『行けば』…」
「へえ、いろいろあるねえ」

「『マリーという娘』というときの『娘』は、ドーターではありません。
 ガールとかミスとかいう、若い女の人のことです」
「ええっ? そうなの? ずっと daughter だと思ってたよ」
「『可愛いあの娘は誰のもの』という歌もありますよ」
「今度、歌いましょう」

「『それだけが気がかり』の『気がかり』は
 care とか anxiety とか worry とか suspense とか
 辞書にいろいろ書いてますけど、どれなんでしょうか。
 とにかく、元カノのことを心配してるわけですね」
「ああ、分かる分かる、その気持ち」

「『今がとても幸せなら、寄らずにほしい』の後半は、
 寄らないでね、訪ねないでね、という意味です」
「寄る? ずに? ほしい?」
「drop in かな? don't ね。 want ね」
 (私ったら、英作文ができなくて、こまぎれの単語ばかり…)

「『五番街は近いけれど、とても遠いところ』、
 ここは、私の一番好きな歌詞です。 意味、分かります?」
「分かる分かる、分かるよ。
 近いけど、なかなか行けないんだよね、元カノの家。
 だから遠いんだよね」
「そうそう、行きたいけど、行けないんですよね。
 その気持ち、分かりますよねぇ! キュンキュン」

「『悪いけれど、そんな思い、察してほしい』は、
 悪くないんですよ。 ゴメンネの気持ちのことです」
「察して、って何?」
「う~む、相手の身になって思い浮かべることかな?
 guess かな? infer かな?」
「分かってきたよ。 思い浮かべたよ。
 近いけど、遠いね、マリーの家は」

阿久悠さんの歌詞、深いですね。
Yさんと会話を重ねながら、一緒に情景や心情を思い浮かべていたら、
ますます、この歌が好きになってきました。

きれいな歌詞、きれいなメロディー。
「前奏もきれいだから、声に出して歌おうよ」というYさんの提案で、
2人とも、前奏も 1番も 間奏も 2番も 後奏も、
全部続けて、ドレミになったり 歌詞になったりしながら、とても大きな声で歌いました。
(Yさんは声が大きいのです。
 正しい音程やリズムをアピールしたい私は、さらに大きな声をだすハメに…)

しみじみした歌詞の割には、ずいぶんしっかり大きな声で歌ってしまいましたが、
2人で、しばし、うっとりしてました…。

引き続き、明日は、「いつくしみ深き」の話です。


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