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先週、‘わいわい喫茶’でSさんがニコニコしながら近寄ってこられて、
こうおっしゃいました。

「来週のカナリア会のお誕生日リクエストコーナーの曲目、
 今から、お願いしておいてもいいですか?
 10月9日のNHKの『歌謡ショー』で偶然聴いて、
 とても感動した曲なんです。
 たしか『人生の歌』みたいな題名でした。
 永六輔さんの作詞、中村八大さんの作曲でした。
 森岡さんに是非歌っていただきたいです」

「おまかせください♪」
と その場で 二つ返事で快諾してしまった私。
聴いたこともない歌なのに。
私はいつも大胆というか、思慮が浅いというか…。

その夜、ネットで検索してみると…。
ありました!
永六輔さん作詞、中村八大さん作曲、上條恒彦さんの歌唱で歌われたその曲は、
「生きているということは」という題名でした。

念のため、Sさんに電話して確認してみると、
「そうそう! そういう題でした!」とのこと。ホッ。

それから、You Tubeで検索して、聴いてみて、採譜して、
森岡さんにも送信して、
あたたかな低音の魅力を出すために、キーは3度ほど下げて。

独唱と伴奏、それぞれ個人練習しておいて、
今朝早く、初めて、合わせました。
いい感じ。

そして、カナリア会の本番。
リクエスト曲の演奏の前に、Sさんのコメント。

「今から20年ほど前、息子が入院していた時に、中村八大さんが同室だったんです。
 テレビで拝見したときは いつもあんなに明るくお元気そうな方だったのに
 その時は何かのご病気ですっかりやつれておられたことや、
 看護婦さんが中村さんの奥様と私を間違えられたことや、
 そんなエピソードをときどき思い出します。
 先月、テレビで1回だけ聴いた歌ですが、とても感動しましたので、
 森岡さんに是非歌っていただきたくてリクエストしました」


       生きているということは 


                     作詞:永 六輔
                     作曲:中村八大
                      歌:上條恒彦


     生きているということは 
     誰かに借りをつくること
     生きていくということは
     その借りを返してゆくこと
     誰かに借りたら 誰かに返そう
     誰かにそうして貰ったように 
     誰かにそうしてあげよう

     生きていくということは 
     誰かと手をつなぐこと
     つないだ手のぬくもりを 
     忘れないでいること
     めぐり逢い 愛しあい 
     やがて別れの日
     そのときに悔やまないように
     今日を明日を生きよう

     人は一人では生きてゆけない
     誰も一人では歩いてゆけない

     生きているということは 
     誰かに借りをつくること
     生きていくということは 
     その借りを返してゆくこと
     誰かに借りたら 
     誰かに返そう
     誰かにそうして貰ったように 
     誰かにそうしてあげよう
     誰かにそうしてあげよう
     誰かにそうしてあげよう


歌詞だけ書き取ったときは、ちょっと説教くさいような気もしましたが、
森岡さんの独唱で聴くと、とてもしみじみと味わい深く、
大切なことを教えられた気がしました。

カナリア会のメンバーの方々は、しーんと静まって聴いてくださり、
ときどき鼻をすする音が聞こえました。

森岡さん、いい持ち歌ができましたね。
何度も聴かせてくださいね。


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