FC2ブログ
Bさん(小4)は、ピアノを柔らかに弾くのが得意です。
きょうも、ブルクミュラー教本の「優しく美しく」という曲を、
それはそれは柔らかに、優美に、エレガントに弾いてくれました。

ピアノという楽器は、いちばん最初は、‘フォルテ・ピアノ’という名前だったそうです。
チェンバロなどに続いて発明された この鍵盤楽器は、
強くも(フォルテ)弱くも(ピアノ)弾けるというところから、
そういうネーミングになったとか。

たしかに、パリッとした強い音も鳴るし、
ふわっとした優しい音も鳴る、
それはピアノという楽器の大きな特徴の一つだと思います。

それはそうなんだけど、
どちらかというと「パリッと弾きたい」という人と、「ふわっと弾きたい」という人と、
ピアノ弾きには、大きく分けて 2種類の人がいるような気がします。

どちらの弾き方も大事だし、それぞれに魅力があるし、両方できなきゃいけないんだけど、
それはそうなんだけど、
どちらか一つだけ選ぶとしたら、「パリッと弾きたいんだ」派、「ふわっと弾きたいんだ」派。

私は、後者です。
ふわっと撫でるように弾きたいんです、ピアノは。
ドビュッシーとかラヴェルとか弾く時は 特にそうです、
叩いちゃダメダメ、撫でなくちゃ。

そーっと、やさしくやさしく、一つ一つの鍵盤を愛しむように、
眠っている赤ちゃんの頬に そっと触れてみるように、
起こさないように、壊さないように、大切に大切に…。

Bさん、いつの日か、ドビュッシーの「月の光」とか「亜麻色の髪の乙女」とか、弾いてください。
あなたなら、きっと、ベルベットのような音色で 素敵に弾いてくれることでしょう。
楽しみです。


スポンサーサイト



Secret