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Aさん(大人)が、レッスン終了後の雑談のときに、
「『ドリー組曲』の‘子守歌’っていい曲ですね。
 先日 聴きに行った連弾のコンサートのアンコール曲で、初めて聴きました。
 難しいですか?」
と尋ねられました。

「はい、素敵な曲ですね。
 私も大好きですよ。
 フォーレですね。
 楽譜ありますよ。
 是非、連弾しましょう!」

それは、6曲から成るピアノ連弾のための組曲で、
特に1曲目の‘子守歌’は有名です。

primo は、緩やかなメロディーをほとんど両手ユニゾン奏で担当。
second は、ゆりかごが優しく揺れ続けるような和音伴奏を担当。

一見、primo は4分音符と8分音符がほとんどで、
16分音符の流れが繰り返される second よりも簡単そうに見えますが、
いえいえ、そもそも連弾というのは、
primo はラクチン、second はシンドイ、などとパート別に考えるものではなく、
2人が協働で一つの音楽を形づくる、小さなオーケストラのようなものだと思います。

4本の手の演奏が、まるで一人のピアニストによって奏でられているかのように、
演奏者2人の気持ちがぴったり一致して、共に感動しながら弾けてこそ、
完成した音楽になるものです。

ですから、4本の手の中の、どの手が特に音の数が多いか、ということは、あまり重要ではなくて、
2人だからこそ出せた音の全部を、互いに聴き合いながら、
その作品の魅力にどっぷり浸かれることが大切だと思います。
2人で手をつないで、一緒に音楽が味わえたね、いい気持ちだね、と感じた時、
どちらのパートであっても、幸せいっぱいです。

フォーレさん、こんな素敵な曲をありがとう。
そう感謝して、2人でニコニコしながら連弾したいですね。
来週、とっても楽しみです。
Aさんと私、どちらが primo で、どちらが second にしましょうか。
ジャンケンで決めましょうか?(笑)


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