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Aさん(高2)が半年ぶりにレッスンに来られました。

勉学と部活に明け暮れる日々だった彼女から、
「またレッスンに行っていいですか?」とのメールが届いたのは、2日前のこと。

「吹奏楽部でユーフォニウム、バリバリ吹いているけれど、
やっぱりピアノも大好き。
友だちとバンド組んで、エレキギターも弾いてます」

寝ても覚めても音楽してる、幸せいっぱいのAさんに再会し、
「音楽って、ほんとに楽しいよね!」と、きょう、また共感しあえました。

Aさんが持ってきた楽譜は、
モーツァルト作曲「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」(k.448)でした。
「のだめカンタービレ」で のだめちゃんと千秋先輩が2重奏していた、あの曲です。

早速、合わせてみました。
「じゃ、行きましょう! (フン!) 」 の合図で、
いきなり 4本の手が同時に、 パリッと華やかな強奏でスタート。

(フン!) というのは、
指揮者がよくやる 出だしを示す鼻息による合図です。
鼻で短く息を吸う音。
「さんはい!」という掛け声よりもカッコよくて。

「この鼻息の合図、千秋先輩もやってたよね、テレビで」と私。
「やってました、やってました! クラブの指揮者も よくやってます」とAさん。
「それにしても、ほんとに爽やかな気持ちのいい曲よね」
「キラキラしてますね」
とかなんとか、音楽が始まってしまえば、楽しい感想を語り合いながら弾きたい私たちなんだけど、
さすがにモーツァルト作品は難しくて、
お互いに、何か言いかけてやめたり、ミスタッチを謝ったりしながら、
どんどんテンポダウン。

「ごめんごめん! 始めから とばしすぎちゃったね。
つい、CDとかで聴き慣れてる あの豪快な出だしを真似しちゃった。
最終的には Allegro con spirito (快速に、元気よく) で弾きたいけれど、
きょうはお互いに初見だから、Moderatoぐらいで落ち着いていきましょう」

ああ、それにしても、2重奏はなんと楽しいのでしょう。
間違えても、止まっても、テンポが遅くても、意外な不協和音が聞こえても、
とにかく楽しい。

2人で同じ楽譜を目で追いながら、
イメージをふくらませながら、
同じ憧れを募らせながら、
終始 笑いながら弾いていました。

次回は、さらにモーツァルトに近づきましょうね。
楽しみが増えました。


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