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中学生の頃、よく弾いていた『ソナチネ・アルバム2』(全音出版)の巻末に、
付録として、「なぐさめ」という曲の楽譜が載っていました。
題名の通り、慰めに満ちた 柔らかな 穏やかな あたたかなメロディーで、
それは、メンデルスゾーンの無言歌集(全48曲)の中の1曲でした。
たくさんのソナチネと共に、「なぐさめ」も、本当によく弾きました。
とても好きな曲でした。

好きな曲を、好きな時に、好きなだけ弾く、しあわせな子ども時代でした。(今もですが)
こんなにも ピアノ・ライフが自由なのは、独学のせいかも知れません。
宿題もないし、強制されることもないし、発表会もないし、時間はたっぷりあったし…。

高校生になって、初めて教会に行き、
やがて、讃美歌の中に、その「なぐさめ」と同じメロディーを発見して驚きました。
うれしかったです。
美しい日本語の歌詞が、マッチしていました。
前から好きだった曲が、信仰の歌詞のおかげで、もっと好きになりました。


 1. あさかぜ しずかにふきて
  小鳥も めさむるとき
  きよけき朝より きよく
  うかぶは 神のおもい

 2. ゆかしき神のおもいに
  とけゆく わがこころは
  つゆけき 朝のいぶきに
  いきづく 野べの花か

 3. かがやく とこ世のあしたひ
  わがたま めさむるとき
  この世の朝より きよく
  あおぎみん 神のみかお

                   (日本基督教団讃美歌 30番)

今週から、聖歌隊で、この曲を練習しています。
ピアノ独奏曲として作られた無言歌の原曲の楽譜を そのまま伴奏にして、
 前奏 … ハープのアルペジオのように優しく。
 合唱 … 讃美歌の1節・2節
 間奏 … 原曲の中間部。次第に勇気が湧いてくるように。
 合唱 … 讃美歌の3節
 コーダ… 最後にもう一言。切々と。
 後奏 … ハープのアルペジオのように優しく。
という構成です。

コーダの部分は、原曲が、大切なことを訴えているようなエキサイティングなメロディーでしたので、
「ひたすら ひたすら あおぎみん 神のみかお」という歌詞をのせました。

かくありたいと願って、心から賛美したいです。


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「ところが、主が言われた、
 『わたしの恵みはあなたに対して十分である。
 わたしの力は弱いところに完全にあらわれる』。
 それだから、キリストの力がわたしに宿るように、
 むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。
 だから、わたしはキリストのためならば、
 弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。
 なぜなら、わたしが弱い時にこそ、
 わたしは強いからである」(コリント人への第2の手紙12:9,10)。
                       
                        (日本聖書協会 口語訳聖書)

きょうの礼拝で、あらためて教えられました。

パウロの歩みは、まさしく苦難の連続でしたが、
彼は、真に頼るべきお方 すなわちイエス・キリストのみを仰ぎ見て、
希望に生き、希望を語り続けました。
私も かくありたいと思いました。

聖歌隊は、「歩ませてください」を賛美しました。
以前から大好きな讃美歌でしたが、
きょうは指揮をしながら、特に、心を打たれました。
最後の1行の歌詞のとき、
キリストに従って歩ませていただけることの喜びが 満ち溢れました。


 1. 歩ませてください
   真実求めて 労苦を惜しまず 仕え合う道を

 2. 導いてください
   愛の御言葉で 主よ この私を なすべき務めに

 3. 悟らせてください
   たじろぐことなく 不正に打ち勝つ 信仰の道を

 4. 歩ませてください
   みあとに従い 希望に輝く 平和への道を

                          (日本基督教団出版局『讃美歌21』505番)


2012.04.28 はちぷち
ピアノレッスンのビギナー対象の練習曲集として、
「8小節で楽しむプチ名曲」(略して‘はちぷち’)という編曲を始めました。

1曲目は「新世界より」(ドヴォルザーク作曲)。
あの有名な交響曲の中の、特に親しみやすくて美しい第2楽章のメロディーを、
8小節だけ、ハ長調で、両手で弾く、というアレンジです。

きょうは、Gさん(小1)に、初めてその楽譜を渡しました。
「うわあ、かんたん! でも、きれいなきょく♪」
「でしょう!
 ドヴォルザークさんがアメリカにいるとき、ふるさとのチェコに帰りたいなあと思って、
 そんな気持ちをこめて作った曲なのよ。
 原曲のオーケストラの音も聴いてみようね」

解説をしたり、音源を聴いたりしてから、
いよいよピアノの練習。
とっても短いので、
片手だけで5回弾くのも、両手で5回弾くのも、へっちゃらです。
少し難しい部分があったとしても、頑張れる気がします。

「いいねぇ。
 きょうは、ドヴォルザークさんと、もう お知り合いになれました」。

「スケーターズワルツ」(ワルトトイフェル)
「トルコ行進曲」(モーツァルト)
「トルコ行進曲」(ベートーヴェン)
「ト長調のメヌエット」(バッハ)
「アルルの女」(ビゼー)
「エリーゼのために」(ベートーヴェン)
「乙女の祈り」(バダジェフスカ)
「金平糖のおどり」(チャイコフスキー)
続々と編曲する予定です。
リトルピアニストさんたちの演奏中のうれしそうな顔が見たくて…。

今はとりあえず8小節で、片っ端から楽しみましょう、たくさんの名曲を。
あと数年後には、もっと長いのでも弾けるようになりますよ。
さまざまな音楽の魅力に夢中になって、もっともっと弾きたくなりますよ。


カナリア会(赤坂台校区いきいきサロンの 歌の会)のソングリーダー4人が集まって、
きょうは、メドレーの相談をしました。

8月の‘赤坂台ふるさと祭り’の演芸ステージと、
11月の‘子どものための赤坂台音楽会’。
カナリア会は、毎年、この2つのイベントに 約40人の大合唱で出演するのが恒例になっていて、
10曲ほどの歌を10分程度の爽やかなメドレーにして演奏する、というスタイルも
定着しています。

そういうわけで、きょうは、
「今年の8月のお祭りは、どんなテーマのメドレーにしましょうか?」という相談でした。

振り返ってみると、この8年ほど、じつに様々なテーマで選曲し、
いずれも 楽しく演奏してきました。
「仲良し」「海」「お月さま」「花」「母」「乗り物」「恋する男女」「坂本九ちゃん」など。

昨年は、「東北めぐり」がテーマで、下記のような曲順のメドレーでした。

1. リンゴの唄      (青森)
2. 津軽のふるさと  (青森)
3. 青い山脈       (青森)
4. 雪の降る町を   (秋田)
5. 北上夜曲      (岩手)
6. 北国の春      (岩手)
7. 紅屋の娘     (山形)
8. 青葉城恋唄   (宮城)
9. めんこい仔馬   (福島)
10. 牧場の朝     (福島)
11. リンゴの唄    (青森)

シニアの皆さんの心躍る明るい歌声で、
「リンゴの唄」から始まって「リンゴの唄」で終わる、
希望のメッセージを伝え続けるようなメドレーでした。

「今年は、‘ふるさと’をテーマに、いろんな曲を集めてみません?」
「いいね!」「いいね!」「いいね!」
あっという間に全員一致。

たとえば、こんな曲。
・ふるさと
・故郷の空
・故郷を離るる歌
・故郷の人々
・峠の我が家
・ケンタッキーの我が家
・埴生の宿
・カントリーロード
・故郷の廃家
・この街で

カナリア会は、毎月第1月曜日に開催です。
5月に一度皆さんで歌ってみて、
6月と7月は、メドレー楽譜で練習。
8月本番。
今年も楽しくなりそうです。


2012.04.26 Speedy Gonzales
‘うかれ社中’(トリス&鍵盤屋)で、“Speedy Gonzales” という曲を初めて合わせました。

スピーディー・ゴンザレスというのは、
ワーナーの「バッグスバニーとゆかいな仲間たち」に登場する
全メキシコ最速のネズミ、という触れこみの人気キャラクターで、
1962年にパット・ブーンが発表した同名のノベルティ・ソングも有名。

ということを、きょう、ギター弾き語りのトリスさんから教えていただくまで、
私は、その音楽のことを何も知りませんでしたが、
トリスさんが ‘メキシコ訛りの早口 ネズミさん’ になりきって、
アニメ声で猛スピードの英語をカッコよく喋る部分が楽しくて楽しくて、
全編ノリノリ、
1回で大好きになりました。

ツイストと共に、アメリカでも日本でも、ずいぶんヒットした曲だそうです。

私は、Mexican girl 役で ♪ランララ~ のスキャット担当。
ピアニカも、ブラスの装飾風に 和音で ♪パッ パパッパ~。

聴いていてくださったポロロン講座のFさんが、
「いいねぇ。懐かしいねぇ。
 鍵盤屋さん、メキシカンハット被って、三つ編みのおさげにするといいよ」と言ってくださいました。
6月のコンサートで、やってみますね♪


2012.04.25 目次づくり
Eさん(小1)のレッスンで、 「ブルクミュラー教本」(全25曲)の目次づくりをしました。
もともと、その本には目次があるのですが、
生徒さん自身の手で、イラスト入りの、手書き文字の 楽しい目次を作ったら、
この曲集に、さらに親しみが湧くのでは、と思い付いたのでした。

今月から このテキストをスタートしたばかりのEさんですが、
この目次づくり、大喜びでした。

「ブルクミュラーさんはドイツ人なのよね。
‘Burgmüller’って書くの難しかったら、カタカナでもいいよ」と私。
「いいえ、ちゃんとマネしてドイツのABCでかきます!」とEさん。

「題名の漢字が難しいところは、平仮名でもいいよ」と私。
「いいえ、ちゃんと 漢字で かきたいです!」とEさん。

1曲目の「すなおな心」から、早速 ‘心’という漢字が出てきましたが、
頑張って、しっかりお手本(もともとの目次ページ)を見て、書き写せました。

続いて、「無邪気」とか「進歩」とか「優美」とか、意味も漢字も難しい言葉が次々と出てきましたが、
楽しそうです。

私は、1曲ごとに、その題名の意味を知らせ、曲の出だし部分をさらりと弾いて、
「題名にぴったりのステキな音楽よね。はやく弾きたいね」と、紹介しました。

最後の25曲目は「貴婦人の乗馬」。
「どんなおしゃれな乗馬でしょうね」
♪パカッ パカッ パカッ パカッ
と歌いながら、色鉛筆で模様を描いていました。

完成しました! オリジナル目次。
あれも弾きたい。これも弾きたい。
夢が膨らみます。


毎月第4火曜日は、‘御池ゆりかご会’です。
2004年から始まった この楽しい歌声サークル、
きょうは、第95回でした。

いちばん最初に歌う曲は、7年前から、毎回おなじ、
「御池ゆりかご会の歌」です。

2曲目は、主催団体‘優・遊・友’のテーマソングです。
会の楽しさが自然に伝わってくる ステキな作詞をしてくださったのは Dさん。

メロディーは、軽快な短調。
「コロプチカ」とか「マイムマイム」みたいな、フォークダンス風です。
きょうも 100人で 心躍らせて 歌いました。


   優・遊・友 あなたと私
   優・遊・友 優しいしらべ
   優・遊・友 遙かな空へ
   疲れも知らず さえずりましょう 小鳥のように

   優・遊・友 あなたと私
   優・遊・友 はじけるリズム
   優・遊・友 心躍らす
   弾んで跳んで 群青の海 イルカのように

     時は過ぎ去り あなたの胸に
     ほのかに揺れる 小さな灯
     忘れないでね 優・遊・友
     あの灯を いつまでも

   優・遊・友 あなたと私
   優・遊・友 澄んだ音色に
   優・遊・友 いつしか抱かれ
   一つになって 銀河の彼方 流星のように

                                (作曲:ゆかいな鍵盤屋)


2012.04.23 菩提樹
きょうは、‘もんたった’で集まって、シューベルトの「菩提樹」を練習しました。
ソプラノ独唱から始まり、マイナーの中間部はバリトン独唱、
再び もとのメロディーが戻ってきた部分は、2重唱。
ピアノの前奏・間奏・後奏は、6度トレモロが特徴的です。

この曲、高校生ぐらいの時から よく知ってるつもりでしたが、
ちょっと口ずさんだことはあっても、
こんなふうにしっかり練習したのは、初めてのような気がします。

「いい曲ね」「難しいよね」「ごめ~ん」「かっこいいよね」「大変だぁ」と
感嘆したり、焦ったり、謝ったり、憧れたり、うなだれたりしながら、
合わせ練習をしました。

ある程度、3人で方向が決まったら、
あと、できていないところは自宅で個人練習です。それぞれに。

ああ、ピアノ パートも、大変 難しいです。
でも、弾けば弾くほど、好きになってきました。
なんと美しい音楽。なんときれいなメロディー。なんときれいな伴奏。
味わえば味わうほど、作品に対する感謝の気持ちが溢れてきます。

ラブレターを読むように いつくしんで シューベルトの表した音符をたどっていくと、
そこに込められた意味が少しずつ見えてくるような気がします。

  泉にそいて 繁る菩提樹
  慕いゆきては うまし夢みつ
  幹には彫(え)りぬ 愛の言葉
  うれし悲しに 訪(と)いし そのかげ

                    (訳詩:近藤朔風。音楽之友社『独唱名曲八十番』より引用)

頭の中では美しい音楽が鳴り響いていますが、
自分の指が奏でている音は、まだまだ、理想の音には程遠いです。
もっと近づきたい。ちょっとでも近づきたい。
そう願って、何度も何度も弾いています。

この練習の時間が、私は好きです。


礼拝と教会定期総会を終えてから、
片蔵にある‘ふれあいの里・かたくら’に向かいました。
男声合唱団ストレイパパーズが練習場所として使わせていただいている施設です。

長らく その合唱団で私は伴奏や編曲の仕事をさせていただいていました。
2年前に、新しいピアニストさんにバトンタッチしたのですが、
6月に開催予定の「20周年記念コンサート」に 私も ちょこっとゲスト出演。
ということで、きょうは、その強化練習会に参加することになりました。

懐かしい施設に到着し、ドアを開くと、「昴」の大合唱が頭上から降ってきました。
♪ああ いつの日か 誰かがこの道を~
スリッパに履き替えながらホロホロ。 階段をのぼりながらキュンキュン。
約15年間、こんなふうにして、ここに通ったんだったなあ…。

約30人のおじさんたちが、変わらぬ笑顔で迎えてくださいました。
きょうは「ふれあいの里で握手☆ 風になった友へ」という曲を合わせました。
これは、7年前に、急逝された 団員のAさんを偲んで作った曲です。
以来、何度かのコンサートで歌ってきましたが、
きょうは、加えて、その後 天に召されたBさんのこともCさんのことも思い浮かびました。

コーラスしながら、
風のように、私たちを包んでくださっている友のことを
ずっと感じていました。
懐かしい思い出の数々…。

同時に、今を生きて、全身全霊をこめた力強い合唱をしておられる男性たちの
お一人お一人に、ありがとうの握手をしたい気持ちでした。
 

          ふれあいの里で握手☆ 風になった友へ


   風が吹いてきました 心地よい風が
   それはあなたですね? だって ほがらかな春の匂いがしてたもの

   星が降ってきました めぐみのシャワー 夜空から
   それはあなたですね? だって きらめいた夏の匂いがしてたもの

     いつも思い出しています
     ふれあいの里で コーラスしながら 心がふれあった・・・
     そして あなたと私 握手しましたね

   光が射してきました 緑の木の間隠れに
   それはあなたですね? だって 輝きの秋の匂いがしてたもの

     なんだか 心が ほのぼの
     なんだか てのひら あたたかい
     もしかして 今 握手してくれました?

   雪が降ってきました 真っ白な雪が
   それはあなたですね? だって きよらかな冬の匂いがしてたもの

     いつも思い出しています
     ふれあいの里で コーラスしながら 心がふれあった・・・
     そして あなたと私 握手しましたね

   いつも見ていてください
   ふれあいの里で ぼくたち きょうも歌っています
   明日への 希望と夢を 語らいながら

                                  (作詞・作曲:ゆかいな鍵盤屋)


2012.04.21 蛍の光
教会の友人の 敬愛する Zさんから、「蛍の光」の伴奏を録音してほしいと頼まれました。
来月、女学校の同窓会があり、
そこで、60数年ぶりに、もう一度 卒業式の気分で、皆さんとご一緒に歌いたいので、とのことでした。

「喜んで、弾かせていただきます」と即答し、
ピアノで弾こうかしら? シンセでストリングスの音色もいいかも?
クワイヤー(聖歌隊)の音色はいかが?
ノスタルジックに? 映画音楽風に? 唱歌風に?
…などと、心の中で あれこれ 思いめぐらしました。

それから数日が過ぎました。
一つの音楽のことを、こんなふうに しばらくの間 思いめぐらすのは、とても楽しいことです。
方針が決まって、実際に 楽器に向かって 心をこめて演奏するのも、
マイクやコードをつないで録音したり編集したりするのも、
その過程のひとつひとつが大好きな作業です。

   蛍の光 窓の雪
   書読む月日 重ねつつ
   いつしか年も すぎの戸を
   開けてぞ今朝は 別れゆく

   とまるも行くも 限りとて
   互みに思う 千万の
   心のはしを ひとことに
   幸くとばかり 歌うなり         (作詞者不詳)

故郷にとどまる友も、故郷を出る友も、今日でお別れ。
その時、何千何万の想いをこめて告げる「幸く」という短い一言は
聖書に出てくる「シャローム」と似ていると思いました。

神様の平安が豊かにありますように。
どうぞ、ご無事で。
幸 多かれ。

歌詞を味わっているうちに思いつきました。
足踏み式リードオルガンの音色で弾こうと思います。
今から、録音♪


2012.04.20 ぶぅぶぶぅ
保育音楽を勉強中のWさんのレッスンで、
きょうは、「おはようのうた」「おやつのうた」「さよならのうた」を練習しました。
保育園や幼稚園で 毎日のように歌われる 園生活に密着した音楽です。

「保育音楽は、こういう シンプルな 短い歌が 親しみやすくていいですね」
と話しているうちに、
10年ほど前に作った「ぶぅぶぶぅ」という童謡のことを思い出しました。
たった8小節の、とても短い歌です。


 1. ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ ぶたさんのおみみ
   ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ さんかくね

 2. ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ ぶたさんのおはな
   ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ ぺっちゃんこ

 3. ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ ぶたさんのからだ
   ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ まんまるね

 4. ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ ぶたさんのしっぽ
   ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ くるりんこん

                           (作詞・作曲:ゆかいな鍵盤屋)

その歌は、地域の子育て支援サークル‘らっこクラブ’(対象は0歳から3歳ぐらい)で歌うために、
「ぞうさん」によく似た、姉妹編のような歌になったら、と願って作ったものでした。

そういうわけで、構成は ほんとに「ぞうさん」そっくり。
同じ 3/4拍子、同じ 8小節サイズ。
初めの ♪タ~ンタ タン のリズムも同じです。

早速プリントアウトして、ついでにレッスンしました。
「親しみやすい歌ですね」とWさん。
「ありがとうございます。お勤めなさってる保育園で、どんどん歌ってくださいね」と私。
「4番までの歌詞も、楽しいですね」
「そうなんです。作った本人は4番までのつもりだったんですけど、
 なんと、5番まで歌った人もいるんですよ」
「え? どういうことですか?」

それは、10年前のことです。
Yちゃん(当時5歳)のレッスンの時に この歌を教えると、とても気に入ってくれて、
しばらく 毎週 歌っていました。
ある日のこと、「じゃあ、きょうも4番まで歌いましょう」と私が誘うと、
Yちゃんは、「このうた、5ばんまであるよ」と得意げです。
「えっ? ほんと? きかせて~!」と私がおねだり。

Yちゃんは 明るい声で 元気いっぱいに 歌ってくれました。
1番 2番 3番 4番。
私は伴奏しながら、わくわくしていました。
いよいよ5番です。

 ♪ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ ぶたさんのあんよ
  ぶぅぶぶぅ ぶぅぶぶぅ つめは さんかくやで~

すごい!
感激しました。
うれしくて たのしくて、ふたりで大爆笑。

「あれから10年。 もう高校1年生に なりはったんですね。
 Yちゃん、ほんとにかわいかったですね」と 懐かしくてたまらない私。
「うわぁ、Y、そんなん言うてましたぁ?」と思いがけないエピソードに顔がほころぶWさん。

じつは YちゃんはWさんのおじょうさんです。
また おうちで 仲良し母娘で デュエットしてくださいね。
5番まで。


毎月第3木曜日は、‘おもしろクラシック講座’(略して‘おもクラ’)です。
これは、赤坂台校区いきいきサロンの定例行事のひとつで、毎回30人ほどの参加。
10年前から、地域の音楽ファンの皆様に愛されてきた レコード鑑賞の会です。

第117回のきょうは、
ブルッフ作曲 バイオリン協奏曲 第1番
マーラー作曲 交響曲 第1番、第2番、第5番
のハイライトを 鑑賞しました。

ブルッフは、今まで、全然、聴いたことがありませんでした。
マーラーは、ちょこっとだけしか、聴いたことがありませんでした。

「はじめまして」「どうぞよろしく」
そんな気持ちで聴き始めましたが、
おおっ、こんなにも美しい音楽があったとは…!
ブルッフさん、マーラーさん、ありがとう。
まだまだまだまだ、この世界には、隠された宝物のような音楽が たくさんたくさん あるのだと知りました。

‘鍵盤屋コーナー’では、
最初に クイズをしました。
「よぉく、聴いてください。
 ♪パン トマト パン トマト パン パン
  パン トマト パン トマト トマト トマト。
 はてさて、何の曲のリズムでしょう?」

落ち着いた 3/4拍子に乗せて、リズミカルに発音したつもりだったのですが、
残念ながら、正解者ゼロ。

「それでは、リズム、スタート!」
お気に入りのKORGキーボードのパーカッション・ボタンを押して、
♪パン トマト … と言いながら、演奏を始めました。

「ああ! あの曲だったのね! 知ってる知ってる!」
会場の皆様のお顔が、どなたも みるみる 納得の笑みに。
ほっ。

ノリノリで演奏しました。
小さな小さな音から始まって、じわじわ、次第に盛り上がっていきます。
テンポはずっと一定です。
リズムもずっと一定です。
たった一つのクレッシェンドでできた、素晴らしい音楽です。
最後は、ダダダ~ ダダダダダダダダン!という大音響の急降下フレーズで終わりました。
全員でジェットコースターを楽しんだような爽快感です。

「誰の、何という曲だったでしょうか?」
はい!はい!はい!はい! 挙手多数。
「どうぞ、お答えください」
「ラヴェルのボレロ!」
「正解です!」

ラヴェルさん、ありがとう。
皆様 ご乗車ありがとうございました♪


水曜日の夜は、祈祷会です。
今夜は、使徒行伝16:25-40 から、
聖書の教えに耳を傾け、共に語り合い、学び合いました。

投獄されていたパウロとシラスが、真夜中に賛美と祈りをしていたこと、
神様が不思議な方法で解放してくださったこと、
看守が彼らとの出会いを通して信仰に導かれたこと、
さらに家族も福音を信じて救われたこと、
そういう内容の箇所でした。

祈祷会では、いつも、その場に持ち寄った いろいろな翻訳の聖書の音読を 互いに聞きあって、
イメージをふくらませ、黙想してから、
感想などを自由に語らいます。

きょうは、6種類の翻訳で 聖書の言葉を味わうことができたのですが、
その中で、文語訳聖書の「ひとや」という言葉を、初めて聞きました。
「獄」という漢字で「ひとや」と読むのだそうです。

そのように知った途端、
讃美歌112番「もろびとこぞりて」の2番の歌詞を思い出しました。

 悪魔のひとやを うちくだきて
 捕虜(とりこ)を はなつと
 主はきませり 主はきませり
 主は 主は きませり     (教団讃美歌 1954年改訂版の歌詞)


1931年版までは、「鉄(くろがね)の扉 打ち砕きて、捕虜(とりこ)を放てる…」という歌詞だったそうです。

私たちの人生にも、
牢獄につながれているかのように 身動きのとれない 苦しい状況の中で 絶望してしまいそうな、
そんな時があります。
けれど、そんな私たちを解き放ってくださるために、主は来てくださったのでした。

今まで、クリスマス シーズンが来るたびに 親しみをもって歌っていた「もろびとこぞりて」ですが、
この2番の歌詞、きょう、初めて意味がわかったように思いました。
感謝です。


Vさんの歌のレッスンで、きょうの練習曲は、「河は呼んでいる」でした。
テキスト『世界の叙情歌全集』の フランスの歌 シリーズで。

3/4拍子の、思わず体を左右に揺らしたくなるようなメロディーは、
子どもの頃から よく耳にしていて、懐かしい感じがしました。

「たしか、中原みさおさん、とかいう人が、昔、テレビで よく歌ってましたよね」と私。
「みさおさん? 中原ひとみさんなら知ってますけど」 と Vさん。
「あっ、そうだったかも。 同じ人かしら? ちがう人かしら?」
「どんな漢字かしら? 平仮名だったかしら?」

「ひとみさんは、目のくるっとした 可愛い人でしたね」
「ご家族でハミガキのCMに出てましたよね」
「バンビちゃんとか呼ばれてましたね」
「『あんみつ姫』にも出てましたね」
「『7人の孫』にも出てたんじゃないかしら」

50年ほど前のことを、おばさん2人で、ああだったかしら こうだったかしらと
楽しく振り返っていました。

それから、その場で、ネットで調べてみました。

中原美紗緒さん。シャンソン歌手。
1955年 デビュー。
1958-1960年 「あんみつ姫」のヒロイン役。
代表曲は、「パリのお嬢さん」、「フルフル」、「私の心はバイオリン」、「河は呼んでいる」、
「バス通り裏」、「夜は恋人」など。

中原ひとみさん。女優。
1954年 デビュー。
代表作は、映画「純愛物語」。
テレビドラマ「ただいま11人」「時間ですよ」「肝っ玉かあさん」などにも出演。
ライオン歯磨のCMには 家族で10年以上に渡って出演。

Vさんと私は、幾つかの勘違いをしていたことが判明しましたが、
すてきな ダブル中原さんのことを懐かしく思い出すことができて、うれしかったです。

  ごらんよ あの空
  しあわせの陽が
  あなたの上にも
  ほほえんでいる

                   (訳詩:水野汀子)

そんな歌詞のリフレイン部分を歌っているとき、
また希望があふれてきました。


Uさん(高1)が、4箇月ぶりに登場。
受験勉強の日々が終わって、また楽しい レッスン ライフの再開です。

「きょうは、これと言って、練習してきてないんですけど…。
 なにか音楽の話、いろいろ聞きたくて…」
「おまかせください!
 そんな君に、新しい楽譜をお渡ししましょう♪」

吉松隆作曲『プレイアデス舞曲集Ⅳ』 より 「小さな春への前奏曲」。

ああ、なんという美しい音楽でしょう。
繊細で、優しくて、切なくて、穏やかで、柔らかで、感傷的で、印象派的で、
Uさんにぴったりです。
「私は、この曲、是非、あなたに弾いてほしかったのです!」

吉松さんといえば、最近では、大河ドラマ「平清盛」の音楽を担当している作曲家ですが、
10年ほど前から、私は注目しています。 「この作曲家、只者じゃないわ」
無調音楽を中心とする現代音楽の非音楽的傾向に反旗をひるがえし、
「現代音楽撲滅運動」と「世紀末抒情主義」を提唱。
ドビュッシーやラヴェルやシベリウスにも通じる 甘美な旋律と 幻想的な和音進行が特徴です。

「あなたは右手を弾いてね。私は左手を。」
♪ポロポロポロン。
「あなたは左手を弾いてね。私は右手を。」
♪ポロポロポロン。

片手ずつの連弾は、初見でも 手っ取り早く音楽をたのしめる 便利な方法です。
2人で同じ曲に向かいながら、演奏中に、「ここ、いいよね!」と すかさず感想を言い合えるのも、
連弾なりゃこそ。

「この中間部は、今までの緩やかな雰囲気とは異種な感じね。
 ちょっと攻撃的というか…」と私。
「‘攻撃的’は言い過ぎでしょう。‘刺激的’ぐらいで どうですか?」と彼。
「あっ、それそれ! そうだよねえ」 
こういう会話をしながら、気持ちのいい音楽を楽しみながら、むふふふと笑いながら連弾しています。

「どれみふぁクラブ」(3歳児のグループレッスン)から我が家に来ていたUさん。
もう何度目の春でしょう。
おかあさまと手をつないで、はにかみながら ほほえんでいた ちっちゃな坊やが、
いつのまにか、見上げるような 頼もしい おにいさんになっていました。


「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと
 共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、
 わたしたちは知っている」(ローマ人への手紙8:28)。

きょうの礼拝で、あらためて教えられました。

困惑すること、悩むこと、どう考えたらよいのか分からないこと、
日々、いろんな問題がありますが、
でも、神様がいつも一緒にいてくださり、すべてをいちばん良い方向に導いてくださると
聖書に約束してくださっていますので、
私たちは、そこに希望をおくことができます。

  1.主の呼びかけに われら応え
   主の呼びかけに われら応え
   み前に集う 感謝して
   み前に集う 感謝して

  2.主は みことばと みわざ示す
   主は みことばと みわざ示す
   開かせたまえ わが耳
   開かせたまえ 心を

  3.主よ われらにぞ み霊おくり
   主よ われらにぞ み霊おくり
   聞き従うを 教えよ
   聞き従うを 教えよ

  4.われらは道に 一人でなく
   われらは道に 一人でなく
   神が伴い 行かれる
   神が伴い 行かれる

                          (日本バプテスト連盟『新生讃美歌』8番)

きょう、礼拝の中の1曲目で
愛する兄弟姉妹と共に 高らかに その讃美歌を歌っていた時、
毎週 礼拝に集うように呼びかけてくださる神様に、
日々 共に歩いてくださる神様に、
感謝の思いがあふれてきました。


きょうは、「第17回 赤坂台フラワー ガーデン コンサート」でした。

会場 … 赤坂台地域会館 (まわりは一面 お花の広場です)
主催 … みなみ花咲くまちづくり推進協議会、赤坂台 花くらぶ
出演 … ポロロン合奏団
       トリス
       うかれ社中
       もんたった

演奏曲目
 1. みなみく・ダイスキ ダイスキ!
 2. 昴 
 3. ワイルド アット ハート
 4. 明日という日が 
 5. バイカル湖のほとり
 6. アンパンマンのマーチ
 7. ミュージカル・メドレー
 8. You are my sunshine    
 9. 小さな日記             
 10. On the sunny side of the street   
 11. Let’s make a memory           
 12. Your cheating heart 
 13. North wind

‘ポロロン合奏団’というのは、トリスさん率いるギター教室の皆さんです。
‘トリスさん’というのは、ギターと歌とハーモニカが上手な、ステキなおじさんです。
‘うかれ社中’というのは、トリスさんと私のユニットです。
‘もんたった’というのは、ソプラノ・バリトン・鍵盤屋の3人組です。

1曲目の「みなみく・ダイスキ ダイスキ!」は、
堺市南区の委嘱で もんたったが作詞、鍵盤屋が作曲した 南区のイメージソングです。


 1. 緑が自慢!           (エッヘン!)
   きれいでしょ          (ほんとね!)
   お花も たくさん 咲きました  (わ~い!)
   優しい手と手が 育ててくれた

   ※ みなみ みなみ 南区
       みんな みんな 仲良し 笑顔のまち
     みなみ みなみ 南区
        みんなのふるさと 
     ダイスキ ダイスキ! このまち

  2. パワフル自慢!      (エッヘン!)
    助け合おう          (OK!)
    大きな家族 できました  (やった~!)
    こどもも おとなも スクラムくんで

    ※(おりかえし)

  3. うたごえ自慢!         (エッヘン!)
    たのしいね            (ヤッホー!)
    いつでも どこでも 音楽会   (ブラボー!)
    みんなで歌えば 心がはずむ

    ※(おりかえし)


花くらぶのボランティアさんたちが育ててくださった美しい花々に囲まれ、
100人のお客様の笑顔と手拍子に支えられて、
きょうも楽しい音楽会になりました。


2012.04.13 桜会
ピアノ個人レッスンの仕事をしていて良かったなと思うことは たくさんありますが、
その一つに、生徒さんから 様々なステキな音楽を教えていただける という幸せがあります。

きょうの Tさん(中2)のレッスン曲は、
ベートーベンの「悲愴」(第3楽章)と ゆずの「桜会」の2曲。
いずれも、Tさん自身が選んだものです。

「悲愴」のほうは、CDなどでよく聴いていて、以前から憧れの曲だったようです。
「桜会」のほうは、この春、九州新幹線のCMで何度も流れていたそうで、
すっかり気に入って、弾いてみたい!と飛びついたそうです。

私は、この曲のこと、あまり知りませんでした。
聴いたことがあるような、ないような…。
定期購読している『月刊ピアノ』のバックナンバーを探してみると、
2010年3月号に楽譜が載っていました。

「‘さくらかい’っていうのね。 桜のお花見会のことかな?」と トンチンカンな私。
「‘さくらえ’って読みます。 あのぉ、お花見じゃなくて…」と返答に困るTさん。

恋人たちの きよらかな 愛の讃歌だったんですね。

もう何度目の春だろう
これからもずっとふたりで
好きですと 何度でも何度でも 咲き続けるよ

レッスンを終えた後も、その歌詞の部分のメロディーが、心の中で ずっと リピートしています。

4歳からピアノを始めた Tさん。
もう何度目の春でしょう。
またステキな音楽を教えてくれて、ありがとう。


2012.04.12 ブルーノート
Sさん(小2)のレッスンで、バスティン・ピアノ教本の「タップ・ダンス」という曲が楽しかったです。
なんたって、ブルーノートが お洒落。

ブルーノートというのは、ジャズっぽい音階の中で使われる独特の節回しで、
たとえば、ハ長調の曲のメロディーの中で、
‘ミ’とか‘ソ’とか‘シ’とかに、ときたま♭がついている、
あの気だるいような音のことです。

「タップ・ダンス」は、たった16小節のシンプルな曲で、
4小節フレーズ×4段 という基本スタイルは、歌として 最も自然で親しみやすいフォームなわけですが、
(讃美歌も このサイズが圧倒的に多いですね)、
その3フレーズ目に ブルーノートが ちょこっと顔を出したところが 心憎い。
さすがジャズの本場、アメリカのピアノテキストです。

「この音、いいよね。 たまんないよね…」
ふたりで、むふふふ。

レッスン中に、おもいがけず、そういうステキな音に出会うことは、しばしば あります。
生徒さんが、普通のクラシック曲を弾いている最中に、ポロッと弾き間違いをして、
その間違えた音が、ものすごくカッコイイときがあるのです。

「うわっ、今、なんて弾いたの?!」
声が裏返る私。

偶然の産物というか、瓢箪から駒というか、
ブルーノートみたいな音が、突然 空から降ってきたので、感激です。

「いいねえ! もう1回、その間違えたほうの音で弾いてみて!」
ポロロン♪
「そうそう! その音その音!」

きょうも、レッスン中、生徒さんと おもわずハイタッチしたくなる瞬間がありました。
しあわせです。


2012.04.11 暗譜
コンサート前は、寸暇を惜しんで、よく 無我夢中で暗譜しています。
中高生の頃、苦手な社会科とか、定期テストの前に よく 一夜漬けしたものでしたが、あの要領です。
火事場の馬鹿力というか、切羽詰まったときの集中力で、
無理やり ぐいぐい 詰め込むと、たった一夜でも、結構な量が入ったこともありました。あの頃。
(テストが終わった途端に、何もかも吹っ飛んで、ちっとも身につきませんでしたが…)

苦手教科の丸暗記は しんどい作業でしたが、
楽譜を憶えることは、私にとって、とても楽しいです。
はっきり言って、暗譜が好きなのです。

コンサートなどで ソロ演奏をする曲は、たいてい 暗譜で臨みます。
これは自分で自分に課したルールです。
暗譜のほうがカッコイイ、楽譜を見ながら演奏するのはカッコワルイ、と 思い込んでいるのです。

思い込んだら まっしぐら。
毎回、コンサート前は大変です。
うれしい悲鳴をあげながら 老骨に鞭打って(マゾ?)
かりかり かりかり 刻み続けています。脳の皺に。

楽譜を見て歌う、楽譜を閉じて歌ってみる、途中で詰まる、
また楽譜を見て歌う、閉じて歌う、さっきよりは歌える、また詰まる…。
ぐるぐる ぐるぐる 何度も 何度も。
本番、お客様のお顔を見渡しながら、にこにこ顔で演奏したい。そのためだけに。

きょうの午前中は 女声合唱団の伴奏の仕事でしたが、練習場所は栂文化会館音楽室、
自転車で片道15分の距離です。
往復で30分。この ひとときが、いつも暗譜の確認に便利。
自転車をぐんぐん漕ぎながら、ドレミで歌っています。
5分程度の曲なら、6回ぐらい歌える計算です。

家にいるときは、楽譜を入念にチェック。
ドレミで歌いつつ、5色の色鉛筆で カラフルにフレージング・マークを書き込み、
譜面と音のイメージを頭に叩き込みます。

夜は祈祷会。
白鷺にある堺キリスト教会です。
バス10分、電車15分、
その間ずっと、膝の上で楽譜を開いたり閉じたり、
心の中でだけ歌っているつもりなのですが、くちびるが たぶん ぴくぴく動いていることでしょう。

中百舌鳥から教会まで、一駅分、歩きます。
その間も ずっと ぼそぼそ 歌っています。
指はひらひら、エアピアノを弾くがごとく、空中をさまよっています。

こうして、きょうは 4曲、暗譜しました。
「ワイルド アット ハート」
「On the sunny side of the street」
「Your cheating heart」
「North wind」

今週土曜日、コンサートです。
あと3日。 しっかり沁みこませなくっちゃ。


2012.04.10 ラ・ノビア
火曜日恒例 ‘わいわい喫茶’で ピアノ演奏をしました。

カンツォーネの「ラ・ノビア」を弾いていたとき、
ピアノのすぐそばのテーブルに座っておられたRさん(80歳代 ジェントルマン)が、
途中から、 ♪ラララ~ ラララ~ と、歌声を重ねてくださいました。

そして いちばん最後のフレーズだけは、歌詞を付けて 歌ってくださいました。
♪ア~ヴェ マリ~~ア~~

曲が終わって、同じテーブルのお客様は大拍手。

「Rさん、いつも おじょうずですね。 いい お声ですね。」
「いやいやいや、若い頃から、ずっと好きで歌っておったからねえ。
 『野薔薇』とか『菩提樹』とか、原語で歌えるんよ。
 そういうの、ずっと歌っておったからねえ」
「うわあ、すごい!」
「ところで、今さっきの歌は、ケネディ大統領の いちばん好きな歌だったんだよ。
 葬儀のときにも歌われたらしいよ」
「へえ、そうなんですか。 博識ですねぇ」

ここで鍵盤屋が鋭い質問。
「ケネディ大統領がお好きだったのは、『ラ・ノビア』ですか? 『アヴェ・マリア』ですか?」
「え? さっきの歌は、シューベルトの『アヴェ・マリア』じゃなかったのかね?」
一同、わははは!

それから、また ご一緒に、今度はシューベルトの「アヴェ・マリア」を楽しみました。
もちろん、Rさんの美声で、皆さん うっとり。

おしゃべりと音楽と笑いが絶えない‘わいわい喫茶’。
楽しいです。


   白く輝く 花嫁衣裳に
   心を隠した 美しいその姿
   その目に溢れる 一筋の涙を
   私は知っている アヴェ・マリア

   祭壇の 前に立ち
   偽りの 愛を誓う
   十字架に 口づけして
   神の許しを 願う

   その目に溢れる 一筋の涙を
   私は知っている アヴェ・マリア

      (あらかわひろしさんが訳詞され、ペギー葉山さんが歌っておられましたね)


Pさん(小4)のレッスンの途中で、友人のフィドル奏者Qさん(26歳)が参観に来られました。

4箇月ほど前、
「ピアノはもちろん大好きだけど、バイオリンも弾いてみたいです」というPさんに、
個人レッスンの先生としてQさんを紹介したのは私でした。
すぐに楽しいレッスンがスタートしたそうです。

フィドルというのは、民族音楽で使われるバイオリンのことで、
クラシック音楽のバイオリンと 楽器そのものは同じですが、
演奏法が独特です。
たとえば、ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」 ( Fiddler on the Roof )のような。
即興演奏で踊るように弾くスタイル、かっこいいです。

きょう、初めて、3人で集まりました。
なんとなく、うれしくて、にこにこ。
ピアノもいいよね。フィドルもいいよね。
クラシックもいいよね。ポピュラーもいいよね。アイリッシュもいいよね。
音楽に垣根って無いよね。
…言葉を交わさなくても、そういう気持ちが、3人で通じ合っていました。

ディズニー映画の名曲「いつか王子様が」 ( Someday my prince will come )
の楽譜をプリントアウトして、
まず ピアノレッスン。
Pさんにとっては初見ですが、私と片手ずつの連弾をしながら、
メロディーと和音の美しさを味わってもらいました。

なんだかステキ♪ 来週は一人で両手で弾けそう♪ という手ごたえを感じたところで、
今度は、Qさんと鍵盤屋でデュオをすることに。

自由なフィドル。自由なピアノ。
2人とも 楽譜を見ないで、遊び心で、即興で合わせてみました。
心おどる音楽。
Pさんは、椅子にちょこんと座って、ほほえみながら聴いていてくれました。

「白雪姫」のDVDがおうちにあるので、この曲は前から好きだったというPさんだけど、
同じ曲でも、いろんな演奏がありますね。
いろいろなスタイルで楽しめそうですね。
フィドルの楽しさを運んできてくれたQさんは、Pさんにとって、白馬の王子様かも?


2012.04.08 復活は希望
きょうは、イースター(復活祭)。 イエス・キリストの復活を記念する日でした。

「あなたがたは、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか。
 そのかたは、ここにはおられない。
 よみがえられたのだ。
 まだガリラヤにおられたとき、
 あなたがたにお話しになったことを思い出しなさい。
 すなわち、人の子は必ず罪人らの手に渡され、
 十字架につけられ、
 そして3日目によみがえる、
 と仰せられたではないか」(ルカの福音書24:5-7)。

途方に暮れてしまう時、絶望しそうになる時、
そんな時こそ、イエス様の言葉を思い出しなさいと教えられました。
イエス様が私たちにお話しくださったこと(神の愛・赦し・十字架と復活)を思い出しなさいと。

イエス様の言葉を思い出したとき、悲嘆は希望に変えられると教えられました。

聖歌隊は、讃美歌第2編102番「朝とく み墓に」を賛美しました。
以前から大好きな讃美歌でしたが、
きょうは指揮をしながら、特に、心を打たれました。
最後の1行の歌詞のとき、喜びが満ち溢れました。


   1.朝とく み墓に もうでしマリヤは
    主イエスのみからだ たずねて得ざれば
    み墓のまわりを 泣きつつ巡りぬ

   2.輝くみつかい 天より下りて
    嘆けるマリヤを さとせし おりしも
    主イエスは みずから 現れたまいぬ

   3.マリヤは 主イエスを それとは気づかで
    「わが主のみからだ いずこに置きし」と
    涙にくれつつ ひたすら たずねぬ

   4.主イエスは マリヤの名を 呼びたまえば
    マリヤは 初めて ラボニとさとりて
    嘆きは ただちに 望みと変わりぬ


2012.04.07 虹の彼方に
きょうは、耳原総合病院の緩和ケア病棟の小さなコンサートで 演奏させていただきました。
‘ゆかいな鍵盤屋’です。

用意していった曲は、7曲でした。
① 虹の彼方に         (ピアニカ)
② ビギン・ザ・ビギン     (ピアニカ)
③ 恋とはどんなものかしら (アンデス)
④ ハイケンスのセレナーデ(アンデス・ピアニカ・鉄琴)
⑤ カーネーション      (ピアニカ)
⑥ テキーラ          (ピアニカ)
⑦ チャルダッシュ      (ピアニカ)

車椅子の方、ベッドに横になられたままの方、ご家族の方々、
ボランティアさん、職員さん、
皆様、優しく あたたかい眼差しで、何度も うなずきながら 聴いてくださいました。

移動が困難なため、病室のドアをあけて、
廊下越しに 耳を澄ませて聴いていてくださった方々も おられたそうです。

「よく ご存知の曲は、よろしかったら、ごいっしょに口ずさんでくださいね」
と お誘いしたら、
鼻唄も口笛も聞こえてきました。

7曲は多すぎるかも? もし皆様がお疲れなようなら、2、3曲減らしましょう、
という心づもりでした。
けれど、皆様 乗り出すようにして聴いてくださり、
途中で、「お疲れじゃないですか?」とお尋ねすると、
「もっといいですよ。もっと聴きたいですよ」とお応えくださいましたので、
7曲全部 演奏しました。
あっという間の30分。

そしたら、「アンコール!」と拍手をしてくださいましたので、もう2曲。
・トルコ行進曲   (アンデス・ピアニカ・鉄琴)
・テネシー・ワルツ (リクエストをいただきました。ご一緒に歌ってくださいました)

演奏が終わると、一人の男性が ニコニコしながら 近づいてこられました。

「ありがとう。生演奏が聴けてうれしかった。
 私はクラシックが特に好きなんですよ。
 毎日 病室でCD聴いてるんですよ。
 特にモーツァルトが好きなので、きょうの『フィガロの結婚』は うれしかったなあ」
「そうだったんですか。
 至らない演奏ですが、喜んでいただけて うれしいです」
「『フィガロ』は、オペレッタじゃなくて、オペラだよね」
「あっ、私、さっき、言い間違えましたね。ごめんなさい!」

そこから始まって、モーツァルトの話、高校時代のブラスバンドの話、
クラリネットの話、キリスト教の話、10歳で終戦を迎えた話、
マリアさんのような 白衣の天使の話、
その看護師さんのことを‘マリアさん’と呼びたいのにご本人から 恥ずかしい と言われ
‘五番街のマリーさん’と呼んでおられるという話、
…お話が尽きず、20分ほど、楽しく語らいました。

「いつまで 命があるか わからないけど、
 またチャンスがあれば、演奏に来てくださいね」と言われました。

こんな演奏でも許していただけるなら、何度でも行かせてください。
虹を見上げるように、希望のメッセージを語るように、音楽を演奏したいです。


保育音楽を勉強中のOさんのレッスンで、
きょうは、ハ長調・ヘ長調・ト長調の、それぞれの基本和音伴奏を練習しました。

まず、「おんまはみんな」「みつばちマーチ」「かわいいオーガスティン」の3曲を
さらりとハ長調で演奏してもらいました。
右手は、楽譜通りのメロディー奏、
左手は、3コード(C・F・G7)を使い分けて、3種類ぐらいの伴奏パターンで。

「カンタンに弾けましたね。
 メロディーとコードネームしか書いてない楽譜って、
 自由で、便利で、楽しいでしょう?」
「はい! こんなに気楽に弾けるとは。
 左手の和音が きっちり音符で書かれてる楽譜よりも、
 ずっと弾きやすかったです!」
「3コードの記号を見て、適当に手のひらの形を変えるだけですもんね」
「グーチョキパーみたいなもんですね♪」

これだけでも楽しいのですが、
ここからが さらに凄いことに…!

「きょうは、ヘ長調、ト長調も、ついでに行っちゃいましょう!」
「え? そんなぁ…。 急には無理です」
「いえいえ、カンタン カンタン♪」

と言いながら、パソコンの楽譜作成ソフトで、移調ボタンをクリック。
即座に、ヘ長調、ト長調の楽譜が出てきました。

「凄い!」
「ね! パソコンさん、かしこいですね。
 メロディーもコードネームも、ちゃんと書き換わっていますよ」

ヘ長調の3コードは、F・B♭・C7 。
ト長調の3コードは、G・C・D7 。
またまたグーチョキパーで、弾けそうです。

「わあ! コードネームってカンタンですね! おもしろいですね!」

その一言が聞けて、ホッとしました。
あとは、楽しく練習するだけです。


2012.04.05 美しい夕暮れ
Nさんの歌のレッスンで、きょうもまた、幾つもの 心やすらぐ美しい音楽を ごいっしょに楽しみました。

テキストは『世界の叙情歌全集Ⅰ』(ドレミ出版)、
 第1部…イギリス・フランスの歌
 第2部…ドイツ中欧の歌
 第3部…イタリア・南欧の歌
という編集で、約100曲。

今は第1部の曲目を順に進んでいるところで、
「愛の讃歌」「アビニョンの橋で」「アルカデルトのアヴェ・マリア」「王の行進」「オー・シャンゼリゼ」など、
フランスものが続いています。

ひとくちにフランスの歌といっても、
小粋なシャンソン、優しいフランス民謡、ルネサンスのミサ曲など、
それぞれに味わいがあって、奥が深いなと感じます。

なかでも、きょうは、ドビュッシーがまだ10代の頃に作曲した「美しい夕暮れ」という歌曲に出会い、
その甘美な世界の入り口に立って、
Nさんと私は、「な、なんだか、凄そうですね…」と、うれしい眩暈のようなものを感じながら、
まず音取りから始めました。
かなり難しそう…。

key は、#が4つのホ長調。
テンポは、Andante ma non troppo。
3/4拍子。

ピアノ伴奏の譜面は、「アラベスク 第1番」と外見が似ています。
ふわ~っと、羽衣が天空を舞うような…。

歌は8分音符で流れ、伴奏は3連符でアルペジオ。
…つまり、割り切れない ファジーなリズム感 ということですね。
臨時記号が頻繁に出てきます。
…つまり、ありふれていない 洒落た和音進行 ということですね。

この感じが好きです!

私はドビュッシーが本当に大好きです。
フランス近代印象派の絵画とも相通ずる 輪郭のはっきりしない イメージ。
水、鏡、風、夢、虹、希望。
たしかにそこにあるのだけれども、てのひらの上に乗せてみせることはできません。
見えないけれど信じています。夢みています。
だからそれを音に表現しています。

祈りにも似た気持ちで創られた音世界。
作曲者の想いに少しでも近づきたくて、
楽譜の行間を読むように目をこらして、
何度も何度もピアノを弾いたり歌ったりしています。

Nさん、また来週、ご一緒に歌いましょうね♪


2012.04.04 Try to remember
水曜日の夜は、祈祷会です。
今夜は、ルカの福音書24:1-12 から、
イエス・キリストの復活について、
聖書の教えに耳を傾け、共に語り合い、学び合いました。

「あなたがたは、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか。
 そのかたは、ここにはおられない。
 よみがえられたのだ。
 まだガリラヤにおられたとき、あなたがたにお話しになったことを
 思い出しなさい。
 すなわち、
 人の子は必ず罪人らの手に渡され、
 十字架につけられ、
 そして3日目によみがえる、
 と仰せられたではないか」(ルカ24:5-7)。

“Try to remember ” という曲を思い出しました。
Brothers Four の1960年のヒット曲です。
甘い恋の歌で、キリストの復活とは何の関係もないのですが…。

  思い出してみようよ
  2人が出逢った頃のことを
  甘く優しい香りに満ちた あの9月の日々を
  広い草原のあざやかな緑 麦の穂の黄色…

「思い出してごらん」と、そっと呼びかけられることは、人生の旅路で よくあるように思います。
自分が正しいと思い込んでいる方向に まっしぐらに突き進むばかりでなく、
ときには立ち止まって、ときには振り返って、
忘れていたこと、忘れかけていたことを、
もう一度 思い出してごらんと、心の内側に囁いてくださる声を聞くことがあります。

思い出しました。
高校に入学して、1日目のこと。
入学式を終えて、初めて新しい教室に入り、
出席簿の順に着席しました。
私のすぐ前に座っていた女の子が、くるりと振り返って、話しかけてくれました。

「はじめまして。 平野美智子といいます。 よろしくね。
 私はクリスチャンなの。
 よろしかったら、今度の日曜日、いっしょに教会に行かない?」

さらっと自然に、教会に誘ってくれました。
そのおかげで、私は 生まれて初めて 教会に行くことができました。
イエス・キリストに出会わせていただきました。

あれから40年以上が過ぎました。
美智子さんは今、天で、神様の御許におられます。
高校時代、いつも隣で私を見守っていてくれた信仰の友。

今も、見守っていてください。
私は、失敗ばかりしていますが、
何度も立ち止まって、忘れても忘れても、また何度も思い出して、
聖書から神様が語ってくださっている御言葉を心に留めて、
また歩ませていただきたいと思います。


火曜日恒例 ‘わいわい喫茶’で ピアノ演奏をしました。
前回に引き続き、
シニアのお客様のリクエストにお応えして、1965~1970年頃の懐メロ・シリーズ第3弾。
90分で約30曲ほど弾けそうです。メドレーで。

野ばら社の『日本のうた』(第4巻1965-1978)のページをぐんぐん繰りながら、
いつものように、BGMスタイルでふわふわ弾いていました。
「銭形平次」(舟木一夫) 「受験生ブルース」(高石友也) 「好きになった人」(都はるみ)
「ブルーライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ) 「花と蝶」(森進一)
…と、そこまで弾き進んできた時、
2人の幼い子どもさんと 若いお母さんが入ってこられるのが見えました。

うわっ、困ったな。
なんじゃらほい?と思ってますよね、このBGM。
すいません、大昔の歌謡曲なんです…。

♪花が女か~、男が蝶か~
という歌詞、声を出して歌っていたわけではないのですが、
ちょっと恥ずかしくなりました。

急遽、路線変更。
「花の歌」(ランゲ) 「蝶々」(スペイン民謡) 「スケーターズ・ワルツ」(ワルトトイフェル)
「トルコ行進曲」(モーツァルト) 「クシコスの郵便馬車」(ネッケ) 「ドナウ河の漣」(イヴァノヴィチ)
「春の声」(シュトラウス) 「愛のあいさつ」(エルガー) 「ト長調のメヌエット」(バッハ)
…とかなんとか、名曲アルバム 風に 弾き進んでいきました。

途中、お若い方々 お子様方が さらに入ってこられました。
あ、春休みなんですね。

…と思っていたら、Mさんがマイクを持って登場。
‘わいわい喫茶’の 頼もしい ソングリーダーさんです。

「皆様お待ちかね、‘うたごえ喫茶’の時間です。
 さあ、きょうも ご一緒に、懐かしい歌を元気に歌いましょう!
‘さくらさくら’ ‘春の小川’ ‘花’ ‘川の流れのように’
 きょうは この4曲です。
 ソングシート、お配りしま~す♪」

ヤングの皆様、だいじょうぶですか?
ご存知ですか? 歌えますか?
‘わいわい喫茶’のこと、年寄り臭いと思わないでくださいね、
…と、伴奏の私は、一人でドキドキしていましたが、
始まってみると、どなたも楽しそうに ニコニコ 歌ってくださいました。

バッハから森進一まで、
0歳から100歳まで、
大きな夢から 小さな夢まで、(ヤンマー?)
全方位システム で、きょうも皆様と 音楽の喜び、共有できました。


2012.04.02 鎌倉
毎月第1月曜日は、‘カナリア会’。
赤坂台校区いきいきサロンの定例行事のひとつで、毎回50人ほどの参加、
地域のシニアの皆さんが楽しみにしてくださっている 歌の会です。

野ばら社の『愛唱名歌』から10数曲、
他にも リクエスト曲など、たっぷり90分、次々と楽しく歌います。

きょうは、
「さくらさくら」「知床旅情」「あおげば尊し」「蛍の光」「遠くへ行きたい」
「春の唄」「砂山」「あゝモンテンルパの夜は更けて」「ブンガワン・ソロ」など。

真ん中あたりで ‘懐メロ・コーナー’があり、
そこで ソングリーダーは Kさん(50代レディ)から Lさん(80代ジェントルマン)に バトンタッチ。

今回 選んでくださった懐メロは、
「東京の灯よ いつまでも」(1964年、新川二郎)
「お座敷小唄」(1964年、和田弘とマヒナスターズ&松尾和子)
「鎌倉」(1910年、文部省唱歌・歴史唱歌)
の3曲でした。

歌う前に、曲にまつわる思い出話や解説なども お聞かせくださるので、
さらに その歌に対する親近感が湧き、
ほのぼのとした気持ちを 皆さんで共有しながら、声を合わせて歌うことができます。

「お座敷小唄」の 前奏や間奏に何度も出てくる ♪ズンタン タカタ ツッタ という感じの伴奏、
‘ドドンパ’っていう リズムだったんですね。 懐かしい!

「鎌倉には、旧制中学の頃、2年ほど住んでおりました。
 当時のただ一つの楽しみといえば、
 通学の江ノ島電鉄で 白百合学園の女学生たちと乗り合わせることでした…」

60数年前の 紅顔の美少年 Lさんを思い浮かべて、50人で「鎌倉」をしみじみ歌いました。


2012.04.01 紫の衣
きょうから始まる1週間は、キリスト教会の暦では‘受難週’と呼ばれます。

‘受難週’というと、何か辛い目に遭う 不吉な1週間のように勘違いされそうですが、
私たちが受難するのではなく、
イエス・キリストの受難、すなわち、十字架にかかってくださったことを 心におぼえる1週間です。

牧師先生は、ルカの福音書23:32-43から、受難週のメッセージを語ってくださいました。

私の罪のために、キリストは身代りに十字架にかかって死んでくださいました。
それは、神の救いの計画の始まり。
十字架の向こうには、復活(希望)の光が輝いています。
主にあっては、終わりは 新たな始まりだと教えられました。

「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛してくださった。
 それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネの福音書3:16)。

礼拝の中で、Jさんが独唱をしてくださいました。
「紫の衣」。
30年来、毎年 受難週に、この曲を歌ってくださいます。
渾身の賛美。
今年も、深く 心を打たれました。


   紫の衣 いばらの冠
   血を流すまでに むち打たれ
   静かに耐えられる その姿 
     なぜに主よ あなたは 苦しみ耐えてまで
     この私を 愛されたのです

   重い木の十字架 肩にくいこみ
   嘲りの言葉 身に受けて
   石の坂道を 昇り行く
     なぜに主よ あなたは すべてを捨ててまで
     この私を 愛されたのです

   手には釘打たれ あふれる血潮
   静かな祈りが 丘にひびく
   父よ 彼らを赦し給え
     なぜに主よ あなたは 十字架にかかるほど
     この私を 愛されたのです 

                (作詞・作曲されたのは、谷圭吾さんという方です。
                 素晴らしい讃美歌です。 感謝いたします。)