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きょうの「おもしろクラシック講座」のメイン鑑賞曲は、
フォーレの「レクイエム」でした。
阪神淡路大震災18年目のきょう、
この音楽を皆さんと共に味わうことができて良かったです。
前から好きな曲でしたが、
きょうは、特に、心に沁みました。

鍵盤屋コーナーでは、
「パヴァーヌ特集」を組んでみました。
① ラヴェル作曲 「マメール・ロワ」より‘眠れる森の美女のパヴァーヌ’/ ピアノ連弾版
② ラヴェル作曲 「マメール・ロワ」より‘眠れる森の美女のパヴァーヌ’/ コーラス版
③ ラヴェル作曲 「亡き王女のためのパヴァーヌ」/ ピアノ版
④ ラヴェル作曲 「亡き王女のためのパヴァーヌ」/ オーケストラ版
⑤ フォーレ作曲 「パヴァーヌ」/ オーケストラとコーラス版

いずれも大好きな曲です。
「ね! ね! いいでしょう!」と推薦する気持ちで選曲し、いちばん後ろの席で聴いていました。
かすかに揺れたり 傾いていったりする 皆さんの後ろ姿を眺めながら、
「ふむふむ、いい曲ですね」と思ってくれてるんだろうな、と うれしい想像をしていました。

「パヴァーヌ(仏: pavane)は、16世紀のヨーロッパに普及した行列舞踏で、
 そのステップは、現代においては、
 時おり結婚式場での‘ためらいの足取り hesitation step ’に見ることができる」
と事典に書かれていました。

どの曲も、控え目で清楚な雰囲気の中に 熱いものが秘められているように感じました。
まるで 新婦のためらいの足取りのように。

私の告別式のBGMは、こういうのがいいなと思っています。


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発表会も終わって一段落、と思っていたら
今年に入って、またまた、楽譜づくりに追われる日々です。

もんたった用、ピアニカ用、聖歌隊用など。

・風が吹いている (いきものがかり)
・大空と大地の中で (松山千春)
・この愛、とどきますか (和田アキ子)
・ふるさと (嵐)
・櫻 (氷川きよし)
・もしも明日が (坂本冬美・藤あや子)
・Diamonds (プリンセスプリンセス)
・ボレロ (ラヴェル)
・カルバリの丘へと (讃美歌)

毎夜、書いても書いても終わらない感じですが、
楽しんで書いています。

今、頭の中で鳴っている幻の音が、
やがて現実の音となる日を夢みて、
書いて書いて書きまくっています。


先月、発表会が近づくにつれ、
私の声は、次第に嗄れ気味になってきました。
毎日毎日、レッスン中、どの生徒さんのことも、励まして励まして、
声援を送り続けたからです。

「そうそう! その調子!」
「そこは、優しく優しく、撫でるように弾くんだったよね!」
「そうそう、そこは、激しく訴えるように弾くのよね!」
「そこは、もっと繊細に! デリケートに!」
「そこんとこ、リタルダンドだよね!
 だんだんだんだん、おそ~く、おそ~~く!」
「はいはい、そこは、生き生きと歌わせるんだよね!
 ララララ~ ララララ~!」
「最後の音、しっかり味わって、しっかり伸ばそうね!
 ジャ~~~ン!!」

というようなことを、演奏者の横で叫び続けていたのでした。
ピアノの音は大きいので、
その演奏を止めずに、重なるように助言し続けようとすると、
かなりの声量が必要なのでした。

…で、発表会の2週間ほど前、
ふと思い立って、100円ショップで、赤いメガホンを買いました。
グッドアイデア!
便利なの なんのって。

「は~い。いい感じですねえ。その調子~」
「いいね いいね。とってもいいね~」
「そこは、やさし~く やさし~く 弾くんだったよね~」
「そこは、思い切って強く激しく、情熱的に弾くんだったよね~」

何もかも、小声でささやくように話しても大丈夫。
ちゃんと通じました。
ああだこうだ言いながら、一緒に音楽を作っていく喜び。
どの人とも その幸せを共感できました。穏やかに語らいながら。

発表会が終わって、今月、どの人も新しい曲のレッスンが始まりました。
しばらくメガホンの出番は無いかも知れないけれど、
椅子の横に吊るしていたら、懐かしそうにナデナデする人がいっぱい。

また 曲が仕上がってきたら、使いましょう。

好きな曲を 勝手気ままに あれを弾いたり これを弾いたり
片っ端から弾きまくって 何時間もピアノに集中、ということは よくあるのですが、
そういう場合、もちろん、難しい部分は適当に弾いています。

私のピアノの楽しみ方は、「とりあえず作品を味わう・たのしむ」です。
自分自身の演奏はぜんぜん完璧ではなくても、
頭の中では 楽譜通りの いい音が鳴っていて、
「ブラボー!」と、至るところで 作曲者に対して 驚嘆と敬服の想いをこめて叫んでいます。

ドビュッシーってカッコイイな。
バッハって偉大だな。
ベートーヴェンって凄いな。
…などなど、何を弾いても、まず思うのは作品の素晴らしさであり、
そして、作曲者への感謝です。

そんな私ですが、
BGM風にふわふわと流して弾くばかりでは、それこそ作曲者に失礼というもの、
やはり、とことん練習して、作品の奥深くまで入り込んでいくほうが
もっと楽しいし、もっと幸せだということも知っています。

というわけで、この冬、ぐっと掘り下げてみようと、5曲ほど選んでみました。

チャイコフスキー作曲『四季』より
 「舟歌」
 「秋の歌」
 「トロイカ」
ラフマニノフ作曲
 「悲歌」
スコットランド民謡
 「蛍の光」(石川芳さんの編曲)

なんとなく冬っぽいセレクトです。
短調でも悲痛な感じになりすぎずに。
メランコリーな気分を楽しんで 暗く重い曲を練習するのは、
どこか、♪雪の降る夜はたのしいペィチカ、みたいな。

今夜も、明日も、ぐいぐい弾きます。


おととい、とりあえず PCに録画していた「紅白歌合戦」を、
きょう、2倍速の早送りで観ました。

何かの参考になるかもと思って、この3年ほど、いつも大晦日に とりあえず録画するものの、
なかなか観れなくて、(流行歌に対して関心が薄いということもあって)
結局、ほとんど観ずに消してしまうことも多かったのですが、
きょう、倍速ボタンの存在に初めて気づいて、(2年前から使ってるPCなのに!)
4時間の番組を2時間で観れる快感も味わいたくて、
深夜、一気に観ました。

こんな邪道な味わい方、
演奏しているアーティストの皆さんや、そのファンの方々が知ったら
ケシカラン!と 怒られそうですが、
でも、早口のアナウンスと超特急の熱唱を観ながら、
なんとなく 雰囲気は想像できて、それなりに楽しめました。

良さそうだな、という予感がした曲に関しては、後ほど、通常の速度で観返してもいいし。

MISIAの「明日へ」が、凄いと思いました。最後のロングトーン。
2倍速で聴いていて10秒ほども伸ばしていたので、
通常速度なら20秒?と思って、
正しい速度で聴きなおしたら、本当にきっちり20秒でした。
「明日へ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
という感じ。

長ければ長いほど良いというものではないけれども、
でも やっぱり凄いと思いました。
その曲、全体を通して、物凄く 思い入れが込もっていました。

う~む、今年は、ピアニカのロングトーン、どこかに入れてみようと思いました。
現時点での自己最長記録は、1分17秒です。 (ちょっと自慢♪)


2012.12.31 蛍の光
きょうは、久しぶりに とてもゆったりした一日を過ごすことができました。
仕事もなく、外出の予定もなく、訪問客もなく。

こんな日は、やっぱりピアノ。
好きなだけ 好きな曲を弾く。最高の幸せです。

バッハ「インベンション 2声・3声」全曲。
「ジャズピアノ・ナイト コレクション」1巻・2巻 全曲。
発表会の思い出に浸って、「亜麻色の髪の乙女」「クリスマス・メドレー」。

弾いても弾いても疲れなくて、
弾いても弾いても嫌にならなくて、
そりゃもう、とにかく、ピアノが好きなんです。
きょうは 時間も いくらでもあって。

そういえば、今月は発表会やイベントが重なって、何かと気ぜわしくて、
とりあえず衝動買いしただけで1ページも開いてもいない楽譜の本が数冊あったな、
と思い出しました。

ありましたありました、部屋の隅に積んでるきれいな本。
ドンっとピアノの上に積んで、片っ端から弾くことにしました。

リットーミュージック社から出ている「ピアノスタイル」という雑誌。
ときたま気まぐれに買うのですが、
これが当たりでした。12月号。
15曲のピアノソロ楽譜。すべて、ナイスなアレンジ!

各曲、難易度がABCの3ランクで表示されているのですが、どれもこれもカッコイイ。
通常、そういうランク表示がされているアレンジ楽譜は、
たいてい、「A」はあまりにもつまらなくて、「B」はまあまあ、「C」なら楽しめる、
ということが多いのに、
この本は、「A」も「B」も「C」も、どの曲も、どれひとつとして侮れない。
「ほほぉ」と感心しながら、アレンジの妙を楽しみながら弾けました。

・翳りゆく部屋
・ANNIVERSARY
・四つ葉のクローバー
・ロビンソン・クルーソー
・さよなら
・私はピアノ
・雨音はショパンの調べ
・Close to you ~ セナのピアノⅡ
・energy flow
・Don’t know why
・恋人たちのクリスマス
・バロック・ホウダウン
・メリー・リトル・クリスマス
・Auld Lang Syne (蛍の光)
・いちばん近くに

懐かしい曲、いま話題性のある曲、季節の曲など、全15曲。
いずれも、ジャジィな編曲が素晴らしい。

特に、スコットランド民謡の「蛍の光」で、こんなに感動したのは初めてです。
「着飾った紳士淑女が集い、手に手に盃をかかげて新年をお祝いする
 華やいだ雰囲気をイメージしながら弾いてください。
 中間部は、今まさに友と抱き合う嬉しさでも良いですし、
 昔の親友を偲んで胸が熱くなる…、そんな解釈もあると思います」
と、編曲者 石川芳氏のコメントが付記されていました。

どんどんイメージが膨らみます。
いつまでも いつまでも 夜通し 弾いていたいです。

幸せな大晦日です。


きょう、発表会でした。
題して「希望の星☆コンサート」。

たくさんの一生懸命と たくさんの笑顔に出会えて、
ほんとうに幸せでした。


☆ プログラム ☆

音楽の喜びが 弾ける オープニング♪

 1.In The Mood     グレン・ミラー   (1904-1944)

愛の花束を あなたに☆

 2. カノン               パッヘルベル (1653-1706)
 3. イタリア協奏曲         J.S.バッハ   (1685-1750)
 4. 野ばら              シューベルト  (1797-1828)
 5. 楽興の時            シューベルト  (1797-1828)
 6. 楽しき農夫           シューマン   (1810-1856)
 7. 朝の祈り            チャイコフスキー(1840-1893)
 8. 威風堂々            エルガー    (1857-1934)
 9. 愛のあいさつ          エルガー    (1857-1934)
 10. チューリップのラインダンス 平吉毅州   (1936-1993)
 11. Rain               坂本龍一   (1952-  )
 12. 柔らかな時間の記憶     武 京子    (1954-  )

スペシャル パフォーマンス  ご一緒に踊りませんか?

 13. Shall We Dance?      ロジャーズ     
 14. オペラ「椿姫」より‘乾杯の歌’  ヴェルディ
 15. アイリッシュ・メドレー

さあ あなたから 私から メリークリスマス☆

 16. 赤鼻のトナカイ                    
 17. あわてんぼうのサンタクロース
 18. ウィンター・ワンダーランド 
 19. おほしがひかる 
 20. おめでとうクリスマス 
 21. きよしこの夜 
 22. サンタが町にやってくる 
 23. ジングルベル
 24. ひいらぎかざろう ~ Kerry Polka 
 25. ブルー・クリスマス 
 26. もろびとこぞりて ~ Little Brown Jug 

なんたって ドビュッシー! (1862-1918)

 27. アラベスク 第1番                     (1888) 
 28.「ベルガマスク組曲」より 第1曲‘プレリュード’   (1890)
 29.「ベルガマスク組曲」より 第3曲‘月の光’      (1890)
 30.「子供の領分」より‘ゴリウォーグのケークウォーク’(1908)
 31. レントより遅く                       (1910)
 32. 亜麻色の髪の乙女                   (1910) 
 33. 連弾のための「小組曲」                 (1889)
   ⅰ 小舟にて            
   ⅱ 行列    
   ⅲ メヌエット
   ⅳ バレエ 

聖夜に 歌声がこだまする フィナーレ♪

 34. きよしこの夜 ~ Silent night     希望の星 祝祭合唱団
 35. テキーラ                 希望の星 祝祭合奏団


ピアノ発表会は、12月22日。
あと1箇月です。

どの生徒さんも、2、3箇月前から
まず1曲目(おもにクラシック曲)の練習に取り組んできましたが、
週を追うごとに、じわじわ、いい感じになってきました。

今週から 2曲目(おもにポピュラー曲、クリスマス曲)の練習、スタート。
皆さん、いい曲を選んでくれました。
こちらは、全曲、新しいアレンジです。

毎日、編曲に追われていますが、
お一人お一人のお顔を思い浮かべて、
ああしようか、こうしようかと
アイデアを練るのは、楽しい作業です。

演奏予定曲は、以下の通り。(順序未定)


★ドビュッシー特集 

 「アラベスク第1番」
 「ベルガマスク組曲」より 第1曲‘プレリュード’
 「ベルガマスク組曲」より 第3曲‘月の光’
 「子供の領分」より ‘ゴリウォーグのケークウォーク’
 「レントより遅く」
 「亜麻色の髪の乙女」
 「連弾のための『小組曲』」
   ① 小舟にて
   ② 行列
   ③ メヌエット
   ④ バレエ

★クラシック曲

 パッヘルベル  「カノン」
 バッハ      「イタリア協奏曲」      
 シューベルト  「野ばら」
 シューベルト  「楽興の時」
 シューマン   「楽しき農夫」
 ドヴォルザーク 「新世界より」第2楽章
 チャイコフスキー「朝の祈り」 
 エルガー    「威風堂々」
 エルガー    「愛のあいさつ」
 平吉毅州    「チューリップのラインダンス」

★ポピュラー曲      

 「ビリーブ」        (映画「BRAVE HEARTS 海猿」主題歌)
 「たとえどんなに」    (西野カナ)
 「僕はサンタクロース」 (ファンキーモンキーベイビーズ)
 「イン・ザ・ムード」    (グレン・ミラー)
 「Rain」           (坂本龍一)

★クリスマス曲

 「あわてんぼうのサンタクロース」
 「ウィンター・ワンダーランド」
 「おほしがひかる」
 「おめでとうクリスマス」
 「きよしこの夜」
 「サンタが町にやってくる」
 「ジングルベル」
 「もろびとこぞりて」
 「ブルー・クリスマス」
 「アメイジング・グレイス」


2012.11.15 雪片のワルツ
きょうは、「おもしろクラシック講座」でした。

今回は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を全曲聴きました。
CDの2枚組。
1枚目は、「序曲」と「第1幕」の全曲。42分。
2枚目は、「第2幕」の全曲。42分。

全部で84分でしたが、
真ん中で休憩のティータイムも挟んで、
ゆったりと鑑賞することができました。

ハイライト版などでよく演奏される10曲ほどは耳慣れたものでしたが、
それ以外の14曲ほどは、初めて聴く新鮮な音楽でした。

特に、第1幕の最後の曲「雪片のワルツ」は、
なんとステキ♪

途中から、思いがけず女声のスキャットが加わり、
それは、なんと柔らかで、なんと清らかな歌声…。
耳元でそっと囁いているような易しい響き。
空からひらひらひらひらと舞い降りてくる粉雪を
見事に表現していました。

オーケストラのさまざまな楽器の音は
もちろん どれもこれも最高に素晴らしいのだけれど、
(「金平糖の踊り」のチェレスタの音もステキでした)、
人の声もまた、何とも言えない特別の楽器だと思いました。
これもまた神様からのプレゼントですね。


昨日の続き。
Yさんのレッスンの時の話です。

「五番街のマリーへ」は、私も前から大好きな歌でしたので、
Yさんから リクエストされて、うれしかったです。

まず、1行1行、歌詞を読みながら、
日本語の意味を一緒に味わいました。

「『五番街へ行ったならば』というのは、if の話ですね」と私。
「if の話は、『ならば』と言うんですね」とYさん。
「『なら』だけで、『ば』を言わない時もありますけどね。
 1番の最後の『しあわせなら、寄らずにほしい』みたいに。
 『行ったならば』『行ったなら』『行ったらば』『行けば』…」
「へえ、いろいろあるねえ」

「『マリーという娘』というときの『娘』は、ドーターではありません。
 ガールとかミスとかいう、若い女の人のことです」
「ええっ? そうなの? ずっと daughter だと思ってたよ」
「『可愛いあの娘は誰のもの』という歌もありますよ」
「今度、歌いましょう」

「『それだけが気がかり』の『気がかり』は
 care とか anxiety とか worry とか suspense とか
 辞書にいろいろ書いてますけど、どれなんでしょうか。
 とにかく、元カノのことを心配してるわけですね」
「ああ、分かる分かる、その気持ち」

「『今がとても幸せなら、寄らずにほしい』の後半は、
 寄らないでね、訪ねないでね、という意味です」
「寄る? ずに? ほしい?」
「drop in かな? don't ね。 want ね」
 (私ったら、英作文ができなくて、こまぎれの単語ばかり…)

「『五番街は近いけれど、とても遠いところ』、
 ここは、私の一番好きな歌詞です。 意味、分かります?」
「分かる分かる、分かるよ。
 近いけど、なかなか行けないんだよね、元カノの家。
 だから遠いんだよね」
「そうそう、行きたいけど、行けないんですよね。
 その気持ち、分かりますよねぇ! キュンキュン」

「『悪いけれど、そんな思い、察してほしい』は、
 悪くないんですよ。 ゴメンネの気持ちのことです」
「察して、って何?」
「う~む、相手の身になって思い浮かべることかな?
 guess かな? infer かな?」
「分かってきたよ。 思い浮かべたよ。
 近いけど、遠いね、マリーの家は」

阿久悠さんの歌詞、深いですね。
Yさんと会話を重ねながら、一緒に情景や心情を思い浮かべていたら、
ますます、この歌が好きになってきました。

きれいな歌詞、きれいなメロディー。
「前奏もきれいだから、声に出して歌おうよ」というYさんの提案で、
2人とも、前奏も 1番も 間奏も 2番も 後奏も、
全部続けて、ドレミになったり 歌詞になったりしながら、とても大きな声で歌いました。
(Yさんは声が大きいのです。
 正しい音程やリズムをアピールしたい私は、さらに大きな声をだすハメに…)

しみじみした歌詞の割には、ずいぶんしっかり大きな声で歌ってしまいましたが、
2人で、しばし、うっとりしてました…。

引き続き、明日は、「いつくしみ深き」の話です。


2012.11.12 vowel sound
先月から レッスンに来られるようになったYさん(50歳代)。
元気ハツラツ、ハキハキとした、威勢のいい、とても積極的な台湾人女性で、
毎週お会いするのが楽しみです。
中国語・英語・日本語の3か国語を話されます。
日本語の歌をたくさん歌えるようになりたい、という目的でレッスンを始められました。

Yさんのご希望の曲を 次々と PCで楽譜に書いて、
歌詞とメロディーを味わいながら、レッスンしています。

「私はまだ日本語があまりうまくないので、
 意味のわからない言葉や、うまく発音できない言葉がたくさんあります。
 だから、メロディーに入る前に、じっくり 日本語の歌詞の説明からしてほしい」
と言われ、
そのようなレッスンをすることは、私自身 とても新鮮なことで、勉強になっています。

「赤とんぼ」「青い山脈」「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」
すべて、Yさんの希望曲です。
子どもの頃、台湾でよく聴いた懐かしい曲だそうです。
毎週、練習を重ねて、着々と上手になっておられます。

「見上げてごらん夜の星を」をレッスンしていた時、
‘ささやかな幸せを歌ってる’という歌詞の‘っ’の部分はどう歌うのかと質問されましたので、
‘うたあってる’というふうに‘あっ’という発音になると説明しました。

すると、その続きに‘ささやかな幸せを祈ってる’という歌詞が出てきて、
そこの‘っ’も‘あっ’になるのかと尋ねられ、
いえいえ、そこは‘いのおってる’というふうに‘おっ’になると説明すると
「なんで~?!」と言って、目を丸くしておられました。

「平仮名の小さい『っ』は、ふつうの会話では音を出さないのに、
 歌の歌詞では、いろいろな発音をするのねぇ。 なんで~?」とYさん。
「それは、『っ』の直前の母音に関係があります」と私。

「え? ぼいん、って何?」
「ええと、ちょっと待ってください。(あわてて、電子辞書の和英で引く)
 あ、わかりました。vowel sound のことです」
「ばうえるさうんど?」
「あ、ここです、このページ、見てください」
「ああ、vowel って言ったつもりだった?
 v は唇をこうして、
 l は舌をこういうふうにして、
 v-o-w-e-l とちゃんと発音しないと」
「すいません、英語の発音が下手で…」
「でも、この単語、私、知らないよ。vowel って何かな?」
「ええとええと…」

数週間前、そんな笑い話のようなことがありました。
翌週、ふと思い立って 英英辞書で vowel を引いて、そのページを見せたら、
「ああ、そういうことだったのね!」と納得してもらえました。

今後も、言葉が通じにくい時は、和英辞書、英英辞書、
そして精一杯の想いを込めたジェスチャーを駆使して、
「ああ、そういうことだったのね!」の喜びを2人で何度も経験していきたいと思いました。

さて、きょうのYさんのレッスンでは、
「五番街のマリーへ」と「いつくしみふかき」を練習しました。
どちらの曲も、まず歌詞のイメージの共有から。

ああ、こんなに深い内容の歌詞だったんだ!と、あらためて感動したのですが、
その話は長くなりそうなので、明日、書きます。


きょうは、トリスさんの「第23回 我が青春の弾き語り コンサート」でした。

今回は、トリスさんの友人のミュージシャンが5人
(森岡さん・二宮さん・細井さん・武川さん、そして私です)
ゲスト出演して、賑やかでした。

プログラムは、以下の通りです。

1.Rock arround the clock
2.テネシー・ワルツ
3.ハナミズキ
4.星降る街角
5.知りすぎたのね・よせばいいのに
6.白い恋人たち
7.愛の奇跡
8.You are my sunshine
9.テキーラ
10.あの素晴らしい愛をもう一度
11.旅人よ
12.赤とんぼ


9番の「テキーラ」は、2週間前のマンボ講習会の努力が実を結んで、
おじさんおばさんたちが上気した顔で、若々しくステップを踏んでくださいました。

12番の「赤とんぼ」は、トリスさんの学生時代のグリークラブのお仲間の演奏でした。
3人のジェントルマン。

「あの頃19歳だった僕たち。
 あれから50年の歳月が流れました。
 50年ぶりのハーモニー、お聴きください」
というトークのあとに始まったその曲は、
アカペラの三重唱で、歌詞の一言一言が、じわ~っと、心に沁みました。


先週、‘わいわい喫茶’でSさんがニコニコしながら近寄ってこられて、
こうおっしゃいました。

「来週のカナリア会のお誕生日リクエストコーナーの曲目、
 今から、お願いしておいてもいいですか?
 10月9日のNHKの『歌謡ショー』で偶然聴いて、
 とても感動した曲なんです。
 たしか『人生の歌』みたいな題名でした。
 永六輔さんの作詞、中村八大さんの作曲でした。
 森岡さんに是非歌っていただきたいです」

「おまかせください♪」
と その場で 二つ返事で快諾してしまった私。
聴いたこともない歌なのに。
私はいつも大胆というか、思慮が浅いというか…。

その夜、ネットで検索してみると…。
ありました!
永六輔さん作詞、中村八大さん作曲、上條恒彦さんの歌唱で歌われたその曲は、
「生きているということは」という題名でした。

念のため、Sさんに電話して確認してみると、
「そうそう! そういう題でした!」とのこと。ホッ。

それから、You Tubeで検索して、聴いてみて、採譜して、
森岡さんにも送信して、
あたたかな低音の魅力を出すために、キーは3度ほど下げて。

独唱と伴奏、それぞれ個人練習しておいて、
今朝早く、初めて、合わせました。
いい感じ。

そして、カナリア会の本番。
リクエスト曲の演奏の前に、Sさんのコメント。

「今から20年ほど前、息子が入院していた時に、中村八大さんが同室だったんです。
 テレビで拝見したときは いつもあんなに明るくお元気そうな方だったのに
 その時は何かのご病気ですっかりやつれておられたことや、
 看護婦さんが中村さんの奥様と私を間違えられたことや、
 そんなエピソードをときどき思い出します。
 先月、テレビで1回だけ聴いた歌ですが、とても感動しましたので、
 森岡さんに是非歌っていただきたくてリクエストしました」


       生きているということは 


                     作詞:永 六輔
                     作曲:中村八大
                      歌:上條恒彦


     生きているということは 
     誰かに借りをつくること
     生きていくということは
     その借りを返してゆくこと
     誰かに借りたら 誰かに返そう
     誰かにそうして貰ったように 
     誰かにそうしてあげよう

     生きていくということは 
     誰かと手をつなぐこと
     つないだ手のぬくもりを 
     忘れないでいること
     めぐり逢い 愛しあい 
     やがて別れの日
     そのときに悔やまないように
     今日を明日を生きよう

     人は一人では生きてゆけない
     誰も一人では歩いてゆけない

     生きているということは 
     誰かに借りをつくること
     生きていくということは 
     その借りを返してゆくこと
     誰かに借りたら 
     誰かに返そう
     誰かにそうして貰ったように 
     誰かにそうしてあげよう
     誰かにそうしてあげよう
     誰かにそうしてあげよう


歌詞だけ書き取ったときは、ちょっと説教くさいような気もしましたが、
森岡さんの独唱で聴くと、とてもしみじみと味わい深く、
大切なことを教えられた気がしました。

カナリア会のメンバーの方々は、しーんと静まって聴いてくださり、
ときどき鼻をすする音が聞こえました。

森岡さん、いい持ち歌ができましたね。
何度も聴かせてくださいね。


きょうは日曜日。
礼拝と午後の聖歌隊練習を終えてから、
河内長野市清見台の「新婦人の会」のイベントにお招きいただき、
‘もんたった’ライブでした。

初めてお会いする方々ばかりだと思うのに、
どこかでお会いしましたっけ?という感じがしました。
フレンドリーというのはこういうことなのかと思いました。
聴衆の皆様の笑顔が、とても親しみに満ちていたのです。
ありがとうございます、こんなにも優しい笑顔で迎えてくださって。

10曲ほど演奏させていただきましたが、
終始なごやかなムードの中で、笑いあり涙ありのコンサートでした。

ところで、私は、アガッているつもりはないのに、
あろうことか、電子ピアノの「まん中のド」の位置が、最初、分からなくなってしまい焦りました。
(1曲目を弾く直前です)
「あれ? ちょっと待ってください」と言いながら、
10秒ほど考えて、それから、ピアノを弾いてみたら、なんとか、正解の音が出せました。

どうして、こんな不思議なことになったのだろうか?と
落ち着いて考えてみると、
X型のスタンドの上に乗せた電子ピアノが、いつもよりも10センチほど、右にずれていたのでした。
つまり乗せ方が慎重じゃなかったということで…。

半世紀ほどもピアノを弾いている人生ですが、
こんなに初歩的な不安にかられたのは初めてかも。

初心に返らされました。

楽器のセッティングも、演奏も、毎回 心をこめてしたいものです。


毎年11月3日は「子どものための赤坂台音楽会」です。
今年は、第29回。
地域の手作り音楽会です。
私は 第8回から スタッフの一員として 楽しく関わっています。

今年のプログラムは、以下の通り。

1.【吹奏楽】赤中吹奏楽部 「フィンガー5セレクション」他
2.【合唱】カナリア会&子どもたち 「赤いメドレー」
3.【男声合唱】ストレイパパーズ 「あらのの果てに」他
4.【ピアノ独奏】岡口愛梨さん(小2) 「エリーゼのために」
5.【ピアノ独奏】橋本真結さん(小4) 「ウォータールーの戦い」
6.【ピアノ独奏】山下楓音さん(小6) バッハ「シンフォニア11番」他
7.【デュオ演奏】田舎紳士 「あの素晴らしい愛をもう一度」他
8.【トリオ演奏】もんたった 「この街で」他
9.【デュオ演奏】スペード  「正夢」
10.【デュオ演奏】THE POO 「始まりの鐘」他
11.【合唱】赤坂台 Singers 「さよならの夏」他
12.【バンド演奏】赤小ティーチャーズ・バンド 「じょいふる」他
13.【全員合唱】 「上を向いて歩こう」


今年は堺市長も聴きにいらしてくださいました。

老若男女の出演、いろんなジャンルの音楽が次から次へと飛び出して、
おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさでした。


2012.10.25 マンボ講習会
トリスさんから「マンボ講習会するから、ピアニカ吹きに来て」と誘われて、
赤坂台地域会館に行きました。

ポロロン講座(ギター・サークル)の有志がマンボのステップの講習会。
トリスさんはギター。私はピアニカ。伴奏はシンセの打ち込み。
曲目は「テキーラ」です。
(本当は「パパはマンボがお好き」をしたかったのですが、練習が間に合わなくて、
 きょうは、とりあえず、「テキーラ」です)

トリスさんから、「速いのはダンスが大変だろうから、遅いめでよろしく」と
前もって言われていたので、
まず、「130」のノンビリ・テンポで演奏してみました。
ポロロンの皆さんは、ただ、じっと聴いていてくださいました。

演奏が終わった途端、木本頼子さんが、
「いい曲ね。でも、遅いわ。
 マンボは、もっと速いのよ。
 もっと速くならないかしら」

「あ、速くていいんですか?
 それなら、こちらもノリやすいです。
 よかったよかった。160でいかが?」
と、シンセ伴奏も 生ギターも 生ピアニカも、急に160に。

「いいわいいわ、それがいいわ!」
と言いながら前後にステップを踏んだり、ターンしたり、
木本さん、いつのまにダンスシューズに履き替えてこられたんですか。

洋裁教室主宰の木本さんが、マンボもお上手とは、驚きました。
軽やかな身のこなし。
音楽にぴったりあって、絵になってました。

ポロロンの有志さんたちも、ハァハァ言いながら頑張ってくれました。
いい汗かいたね、って感じで、肩で息をしながらも 一同ニコニコ。

本番は、11/8(木)「わが青春の弾き語りコンサート」です。


きょうは、「木本アートドレスメーキングルーム」のファッションショーでした。
毎年10月に開催されていて、今年は第7回。

優しくて、あったかくて、太っ腹で、自由で、独創的で、面倒見が良い、
そんな木本頼子先生のお人柄が反映して、
のべ49名のファッションモデルさん(自作自演)の装いは
どこにも売っていない、珍しくて、ステキで、お洒落な
世界に一つだけのお洋服ばかりでした。

私は 第1回から毎年 BGMの生演奏を担当させていただいています。
きょうは、クラシック音楽のジャズアレンジを中心に、49曲。
モデルさんが入場された瞬間、
「おっ、ナイスなお洋服ですね、ではこの曲を」
と、5秒で似合いそうな曲を決めて即興演奏するスリル、楽しんでいます。

あまり気張らずに、さらりと弾くように心掛けて
おおむね、出演者の皆様に喜んでいただいでいるように思いますが、
ときには失敗も。

愛する奥様のためにスーツを作られたM氏。
ご夫妻で腕を組んで登場されたとき、
「こりゃ『人を恋うる歌』だな」と思って、そう弾いたつもりだったんだけど、
ふと気が付くと、指が違う曲を弾いていて…。
「あ、これは『黒の舟唄』だ~!」
気づいたときは遅し。

「人を恋うる歌」は、与謝野鉄幹の ♪妻をめとらば才たけて~
「黒の舟唄」は、加藤登紀子さんの ♪男と女の間には暗くて深い川がある~

いずれも、メロディーの雰囲気とリズムが似ているのだけれど、
歌詞は全然違うのですね…。
Mさん、大変失礼しました! (昨年の失敗談です)


きょうは、‘御池ゆりかご会’でした。

お誕生日のお祝いコーナーで、
Bさんは、バリトンの森岡さんに、独唱をリクエストされました。
曲目は、ヘンデルの『メサイア』の中の第44曲‘The trumpet shall sound’。

「前にテレビで観たことがあるのですが、
 この曲の演奏の後、聴衆が感動のあまり、総立ちになって拍手していました。
 森岡さんも、以前、この曲を栂文化会館で独唱しておられましたよね。
 あの感動をもう一度、お願いします」
とBさん。

もちろん、森岡さんはリクエストに応えて、立派に歌ってくださいました。
そしたら、歌い終わった途端、聴衆の皆様が総立ちに!
100人全員です。
割れるような拍手と、スタンディング・オベーション。

なんて気持ちがいいんでしょう。
皆で、音楽の喜びを分かち合えました。


2012.10.21 柔道着
きょうは、日曜日です。
礼拝のあと、午後から「マイシティ泉北」(和泉市伏屋町)というマンションで、
‘もんたった’のコンサートでした。

6年前から、毎年10月にお招きいただいています。
子供会と老人クラブの合同企画とのことですので、
幅広い年齢層の方々のお好みを思い浮かべて、
選曲は、アニメソング・懐メロ・クラシック・映画音楽など、
色々なジャンルの音楽を取り合わせるようにしています。

今回は、「となりのトトロ」「桜の栞」(AKB48)「そのままの君で」「花は咲く」
「明日という日が」「テネシーワルツ」「Time to say goodbye」など13曲。
どれか1曲でも、お気に召していただけたらと願って、
一つ一つ、心をこめて演奏しました。

ところで、‘もんたった’のユニフォームは、ベストだけでも5種類もあります。
すべて、洋裁教室の木本頼子先生の手作りで、
いつも、突然、思いがけないときに、「新しいベスト、作ったよわよ」と、ポンっと、プレゼントしてくださり、
感激もひとしおです。

1着目は、
何色というのでしょう、いろんな色が混じった不思議な味わいの、
分厚い、綿入れの、丹前みたいなベストです。
もちろん冬用。

2着目は、
春秋用のチェック柄のパッチワーク生地のベスト。
女性用は赤。男性用は緑。
アルプスの少女ハイジと少年ペーターみたいな可愛さです。

3着目は、
式服。シックな薔薇の地模様が入った、黒いピカピカした生地のベストです。
共布で作られた蝶ネクタイを白シャツの襟元に付けると、
レストランのウェイターさんみたいなスタイルになります。
結婚式の披露宴とか、ちょっと大きいコンサートとかで、着用しています。

4着目は、
夏用、トンボ柄と金魚柄の浴衣地で、背中に団扇がくっつけられています。
夏祭りにぴったり。

5着目は、
昨冬 作ってくださった、分厚くて あったかい 淡色のベスト。
濃い色のハイネックセーターと重ねると お洒落です。

「今度のコンサート、ベストは どれにする?」
衣装もちの‘もんたった’は、練習会のあと、いつも ベストの確認です。
「そろそろ寒くなってきたから、冬用にしましょ」
「冬用って、どれのこと?」
「‘柔道着’だよ」
「ああ、なるほど!」

5着目は柔道着そっくりの生地なのでした。
きょうはそれを着て演奏しました。
丈夫で長持ち。
皆様の優しさに支えられて、‘もんたった’も まだまだ 頑張る予定です。


明日の‘もんたった’の ミニ・コンサートで、10曲余り演奏する予定なのですが、
その中に「トルコ行進曲」のソロ演奏も入れています。

‘ゆかいな鍵盤屋’として活動しはじめた頃からの持ち歌の一つで、
ピアニカとアンデス(鍵盤笛)を片手に持ち、
小型の鉄琴の箱を首からぶら下げ、
予めシンセで打ち込み録音しておいた伴奏MDに合わせて
大道芸人風に3楽器をくるくる演奏する、という芸なのですが…。

明日の持ち物の用意をしていて、ハタと気が付きました。
荷物が多すぎる!

明日は日曜日。午前は教会で礼拝です。
午後、コンサート会場に移動。

教会に行くときの持ち物に加えて、
‘もんたった’の演奏で使うための楽譜ファイル、譜面スタンド、
ユニフォームのベスト。
そして、ピアニカ、アンデス、鉄琴、MDラジカセ。

どう考えても、無理だ~!
(教会まで、自転車と電車で行きますので)

…というわけで、荷物を減らす方向で、
あらたなアレンジを考えました。

電子ピアノの上に、ピアニカとアンデスを乗せ、
いずれの楽器にも、ロングホースのマウスピースを接続し、
3つの楽器を同時演奏する、というのは?

鉄琴、MD、ラジカセが減ります。

2個のマウスピースは、透明のビニールテープでくっつけました。
つまり、2個いっしょに咥えます。

今、一人でリハーサルしてみました。
一応、なんとかなったような気がしましたが、さて本番は何が起きるやら…。
ブレスが難しいです。
うっかり唇の力を抜くと、咥えていたマウスピースを落っことしてしまうので。

明日、頑張らなくっちゃ♪


腹話術の‘いっこく堂’って凄いですね。
誰も思いつかなかったような新しい発想にも、実現のための弛まぬ鍛錬にも、敬服しています。

いっこく堂さんの有名な芸の一つで、音ズレというのがありますが、
(テレビの画像と音声がズレるみたいに、
 腹話術師の口の動きと、人形の声がズレているように見える)
ただただ感心して、見ていました。

いっこく堂さんの足元にも及びませんが、
音楽でも似たようなことができないかな?と思い、
きょうは、「おもしろクラシック講座」で、
ピアニカとピアノの同時演奏で、歌と伴奏をずらすことにチャレンジしてみました。

今までにも、「五番街のマリーへ」とか「テネシーワルツ」とか、
ムーディーなポップスで、
ちょっとタメをつくって ずらし歌いのように演奏するのは やっていましたが、
民謡っぽい曲も、その演奏法は似合うんじゃないかなと
あらたな挑戦です。

選曲は「ロンドンデリー・エア」。(エア=民謡)
メトロノームに合わせるように正確に歌わず、
伴奏よりも遅れ気味に、のばし気味に、ずるずると。

左手は、律儀な分散和音。
右手は、気ままなカラオケ歌唱風に。

地域会館は、よく音が響いて、いい気持ちでした。
湯舟に浸かって、鼻唄を歌っているような…。


2012.10.16 松友会の歌
地域のボランティア活動で大活躍のAさんが、
きょうからピアノ教室の個人レッスンを受けに来られました。

「まず『松友会の歌』の伴奏が弾けるようになりたいんです。」

‘松友会’というのは赤坂台5丁老人会のことで、
Aさんをはじめとした心優しいポランティアさんが中心になって、
毎月さまざまな楽しい企画の会合を催しておられます。

最近できたてホヤホヤのテーマソング。
(作詞:松友会メンバーの皆様、作曲:ゆかいな鍵盤屋)
Aさんの伴奏で、皆さんで声高らかに歌っていただける日が楽しみです。


  1.松の緑は 天を突き
   道のほとりに 花の香あふれ
   集うことに 意義を見て
   教えられたり 教えたり

   礼節守った おせっかい
   穏やかな心の故郷 松友会

  2.地域の絆を 深めゆき
   新しいことに 次々チャレンジ
   集うことに 意義を見て
   助けられたり  助けたり

   尊厳守った おせっかい
   温かな心のなかま 松友会


Aさんのバイタリティーには脱帽です。

「『松友会の歌』が弾けるようになったら、
 他にも弾きたい曲はいっぱいあります。
 とりあえず、ブラームスの『ワルツ』が弾きたいです。
 原調のイ長調の楽譜で」

是非、やりましょう!


2012.10.15 秋の夕日に~
きょうは、高齢者介護施設「故郷の家」のお誕生会コンサートで 演奏させていただきました。
‘もんたった’で。

80歳代90歳代の方々が50人ほど、優しい笑顔で迎えてくださいました。

‘もんたった’の演奏は7曲、
皆様とご一緒に歌う曲は3曲。
そのつもりで、「もみじ」「高校三年生」「旅の夜風」の大きな文字の歌詞シートを、
予め、前のホワイトボードに貼っておいて、
コンサートが始まるまで約10分、私たちは隣室で待機していました。

そしたら、ホールから、とっても大きな明るい声が聞こえてきました。
♪秋の夕日に~ 照る山もみじ~
♪赤い夕陽が~ 校舎を染めて~
♪花も嵐も~ 踏み越えて~

天井の高いホールは、音が良く響いて、気持ちが良さそうです。
いつまでもいつまでも繰り返して歌っておられました。
うれしくなりました。

お歌がお好きなんですね。
とっても上手ですね。
晴れ晴れとした歌声ですね。

本番のコンサートが始まる前から、
もう音楽の喜びがホールいっぱいに溢れていました。
高い天井を通り越して、秋の空高く、遠い遠いところまで飛んでいきそうな歌声でした。


きょうは、「第18回 赤坂台フラワー ガーデン コンサート」でした。

会場 … 赤坂台地域会館 (まわりは一面 お花の広場です)
主催 … みなみ花咲くまちづくり推進協議会、赤坂台 花くらぶ
出演 … ポロロン合奏団
       トリス
       田舎紳士
      朗&Row
       もんたった

演奏曲目
1.花は咲く
2.イヨマンテの夜
3.Ale Ale Ale
4.小さな世界
5.そのままの君で
6.アルプス一万尺
7.あの素晴らしい愛をもう一度
8.いちご白書をもう一度
9.Rock arround the clock
10.愛の奇跡
11.星降る街角

5曲目の「そのままの君で」(作詞・作曲:松井孝夫さん)は
中学校の合唱コンクールや卒業式でよく歌われる曲です。

大好きな歌詞です。
きょう、もんたったで3重唱しながら、
あらためて幸せを感じました。
こんな素晴らしい友だちに囲まれて
みんなで一緒に仲良く音楽をたのしめる幸せを。

♪約束しよう ぼくらはいつまでも 仲のいい友だちでいると…


12月の発表会に向けて、日に日に 選曲が進んでいます。

きょう来られたTさん(小4)に渡したオススメ曲のリストには、
35曲の名曲のタイトルを書いていました。
どれもこれも、Tさんに似合いそうな気がして私がセレクトした曲です。
「ソルヴェーグの歌」「別れの曲」「雨だれ」「愛の喜び」「歌の翼にのせて」などなど。

毎週10曲ぐらいずつデモ演奏しながら紹介していたのですが、
きょう、ついに、最終決断の日。
リストには、たくさんの丸印がつけられています。

「どうする? どの曲にする?」と せっつく私。
「う~~~~~~~む」と うなり続けるTさん。
こっちもいいし、あっちもいいし、そっちもいいし…、なかなか決められないようでした。
「そうでしょう。全部いいでしょう。ふっふっふっ」と、即決できないことがまたうれしい私。

さんざん迷って、とうとう、チャイコフスキーの「朝の祈り」を選んでくれました。
朝一番に、一人、心しずかに、神様にお祈りをささげている、
神様と二人っきりで対話している、
その幸せが内側からあふれてくるような音楽です。

ありがとう。いい曲を選んでくれましたね。
来週から、この曲、いっしょに練習しようね。
この曲の魅力に、いっしょにどっぷり浸りましょうね。
楽しみです。


きょうは、和泉メサイア合唱団の演奏会を聴きに行きました。
場所は、和泉シティプラザの‘弥生の風ホール’。

3部構成で、
第1ステージは、John Rutter の作品から4曲、
第2ステージは、「瑠璃色の地球」他、ポップスを5曲、
第3ステージは、ヘンデル作曲「メサイア」から10曲。

第1ステージの1曲目から、衝撃を受けました。
“A Clare Benediction ”
“I will sing with the spirit ”
“For the beauty of the earth ”
“The Lord bless you and keep you ”

「John Rutter って凄い!」
1945年生まれ。イギリスの作曲家・指揮者。
ポップで歌うのが楽しいメロディーと、お洒落な和音。
変拍子やジャズのイディオムが混じってモダン。
それでいて、前衛的なことはせず、
いずれも、すーっと自然に心に響く讃美歌でした。

堺キリスト教会の聖歌隊でも、歌いたいです。
楽譜、入手しなくっちゃ。


2012.09.28 小鹿のバンビ
きょうは、河内長野健康推進員主催の「ふれあいミュージック」というイベントに出演しました。
‘もんたった’の3人組で。
場所は、キックスの4階多目的ホール。
約200名のお客様。

「イヨマンテの夜」「サントワマミー」「シャル・ウィー・ダンス」など、もんたったは10曲の演奏。
「小鹿のバンビ」「埴生の宿」「野に咲く花のように」など、会場の皆様と共に10曲の合唱。

きょうは特に「小鹿のバンピ」が懐かしかったです。
何十年ぶりに歌ったことでしょう。
優しいメロディーと優しい歌詞。
心がほのぼのしました。
皆様とご一緒にニコニコしながら歌えて うれしかったです。


   子鹿のバンビは かわいいな
   お花がにおう 春の朝
   森の小薮で 生れたと
   みみずくおじさん いってたよ

   子鹿のバンビは 栗毛色
   せなかに白い てんてんよ
   細いあんよで かけだせば
   野原の蝶々も こんにちは

   子鹿のバンビは 元気だね
   ちらちら雪が ふりだして
   池に氷が はる頃は
   とん助うさぎと スケートよ

   子鹿のバンビは やさしいな
   弱虫いじめ しないもの
   今に 大きくなったなら
   すてきな ぼくらの王様だ
                    (坂口淳作詞・平岡照章作曲)


2012.09.27 選曲の相談
12月の発表会に向けて、
毎日、一人一人の生徒さんと、わくわくしながら、選曲の相談をしています。

発表会のプログラムの全体が、
出演者にとっても、聴衆にとっても、コンサートとして充実したものとなるように、
クラシックあり、ポピュラーあり、合唱あり、特設コーナーありの、
楽しい企画を考えています。

コンサートの中に、こんな曲があったらいいな。
あんな曲もいいな。そんな曲もいいな。
誰かに弾いてほしいな。
みんなで聴きたいな。
私も客席で聴きたいな。
…と、まず、私の好みで、「名曲リスト」を作りました。
(あれこれ、思いつくままに書いていたら、87曲もありました)、

その中から、生徒さんの一人一人に似合いそうな曲を、個別に10曲程度ずつ抜き出して、
個人レッスンのときに紹介します。
「この曲、いいでしょう? 私の大好きな曲なの。
 この出だし、なんとも言えない 気持ちのいいメロディーね!
 ここんとこの和音がまた、たまらんね。
 この感じ、あなたに似合ってると思うんだけど、どう?
 弾いてほしいな」
と、作品への惚れ具合を語りつつ、1曲1曲 デモ演奏。
軽く解説も交えながら。

「気に入った曲があれば、いくつでも〇印をつけてね」
と言って手渡した曲目表に、
生徒さんが、次々と たくさん〇印を付けてくれると、本当にうれしくなります。

「うわあ、ぜんぶ、いいなあ」 そうでしょう!
「困ったわ~ 迷うわ~」 そうでしょう!
紹介のしがいがあるというものです。

そんなふうにして、ここのところ 毎日、
「迷ったけど、結局、これにします!」という 生徒さんの最終的な決断の宣言で
曲目が決定しています。
どれを選んでくれても、とってもうれしいです。
素敵な曲ばかりですもの。

きょうは、Sさん(小2)が、エルガーの「愛のあいさつ」を選んでくれました。
「この曲、いいよね!」「うん、いいよね いいよね!」

おはよう。こんにちは。さようなら。
またお会いしましょう。 きょうもあなたのことが大好きですよ♪
なかよしさんが、そんな気持ちをこめて、
あたたかい ほのぼのとしたあいさつを交わしている様子。
心やさしいSさんなら、きっと、美しく弾いてくれることでしょう。
楽しみです。


‘御池ゆりかご会’は、きょう、ついに第100回を迎えました。
ビッグアイの会議室を借りて、150名の参加。

午前の部は、楽しい歌の会。(14曲、歌いました)
お昼は、楽しい食事会。(美味しいお弁当でした)
午後の部は、楽しいコンサート。(記念ソング、合奏、ゲスト演奏、イントロ・クイズ他)

‘楽しい’を連発してしまいましたが、
本当に楽しかったんです。
何より、参加者の方々の笑顔がうれしくて。

午後2時半の閉会の時には、
「楽しかった~♪」「ありがとう!」「さようなら、また来月ね♪」
あっちでもこっちでも 上気した笑顔のごあいさつが交わされていて、
バンザイ・握手・ハイタッチの気分でした。

100回記念ソング、150人で大合唱できて良かったです。
「大きな古時計」の替え歌です。


1. 小さな 質素な 歌の会 ささやかに始まった
  会費は100円 ただそれだけさ 共に歌いませんか
  笑顔あふれ 歌声ひびき ときには ウルウルしたり
  きょうで もう 100回目 うれしいね! おめでとう!

   ※100回 ONE HUNDRED すごいね! やったね!
    あなたも 私も 君も 僕も
    いざ 歌え 高らかに 御池ゆりかご会

2. いつのまにか 輪が広がって みるみる 友だち 増えた
  おじさん おばさん おじいさん? おばあさん?
  だけど 気持ちは 青年
  うれしいことも 悲しいことも 皆 いろいろあるけれど
  月に一度 集まれば 心が和む

   ※ くりかえし

3. 10人 20人 30人 40人 50人 60人 70人
  80人 90人 100人 集まれば お部屋は すっかり満員
  それでも110人 さらに120人 どこまでも増え続け
  歌の力 大爆発! 希望に満ち溢れて

   ※ くりかえし


2012.09.18 パピプペ親父
12月の発表会をめざして、
毎日のように、いろいろな生徒さんに、ドビュッシーのいろいろな曲を紹介しています。
その人その人に似合いそうな、あの曲この曲…。

レッスン中、たびたび ひょうきんな言動で笑わせてくれるRさん(小1)には、
今月の初めに、「ゴリウォーグのケークウォーク」を紹介してみました。
操り人形が おどけたダンスをしているような あのユーモラスな音楽です。

ニコニコ動画で、懐かしの冨田勲氏のシンセサイザーによる演奏を再生すると、
音楽が始まった途端、「すごい! だいすき!」と、Rさんは 大はしゃぎ。
2分58秒の演奏を聴き終わると、
「もう1回、聴かせて!」
どうぞどうぞ何回でも、と思って一緒に繰り返し聴いていたら、5回も聴いてしまいました。

回を重ねるごとに、聴衆参加型のコンサートみたいに、
いっしょに歌うわ、いっしょに踊るわ、
パソコンの前の椅子の上に立って、ノリノリです。

そこに表示されていた解説も、声に出して読んであげました。
「1974年発表のアルバム『月の光』より。
 モーグ(ムーグ)シンセサイザーで合成した
 人の声に似た音‘パピプペ親父’が使われた代表的な作品です。
 このアルバムはビルボード誌クラシックチャートの第1位を獲得、
 並びに全米レコード販売者協会'74年度最優秀クラシカルレコードにも選ばれ、
 “Album of the Year” などグラミー賞4部門にもノミネートされました」

「アメリカで一等賞になったんですって!」と私。
「こんなにカッコいいんだもん、日本でだって、一等賞がとれると思うよ♪」とRさん。
もう、すっかり冨田さん&ドビュッシーの虜です。

「‘パピプペ親父’っておもしろい! ほんとに おじさんが歌ってるみたい♪」

♪ ピポーピ パッピ 
 ポピーパ ピッポ
 ピパッピ ポーピッ ポー

シンセの音色を真似して、一緒に歌いました。
さんざん歌って踊って、
いよいよ楽譜を見せると、
「早く弾きた~い!」の歓声。

とっても難しい曲だと思いますが、
好きこそものの上手なれ、ということで、
あれから約2週間、毎日毎日、少しずつ少しずつ、練習を積み重ねてきて、
きょうは、なんとか、1ページ目をぜんぶ、両手で弾けました。
お見事! よく頑張りました!

全部で5ページ。
これから先、まだまだ長い旅ですが、
最後までスラスラと軽快に弾けるようになった日の自分を想像できるから、
わくわくしながら、コツコツと練習できるんですね。
ずっと応援していますよ。